猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「wannabe」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「wannabe」の意味と使い方を勉強しよう。

フレーズじゃなくて単語じゃないですかそれ?

「ワナビー」

wannabe は「ワナビー」という意味。

というと?

ワナビーというのは「〜になりたい人」とか「〜にあこがれている人」という意味。want to を省略して wanna と言うことがあるんだけど、さらに want to be を省略したのが wannabe だね。

最初から1つの単語だったわけではないんだ。

そう、元は want to be だけど wannabe にすると名詞的な使われ方になる。たとえば、He is a pilot wannabe. で「彼はパイロットにあこがれている人だ」となる。

また、「〜志望の」と形容詞的に使われることもあって、たとえば普通に言うと He wants to be a doctor. となる文は He is a wannabe doctor. 「彼は医者志望だ」となるよ。

ただし、「〜気取り」とか「どうせなれないだろう」とちょっとバカにするニュアンスがあるので注意。

 例文
[1]

He is an artist wannabe.

彼は芸術家を目指している。

[2]

This document will try to describe building of a Debian GNU/Linux package to the common Debian user (and wannabe developer) in common language, and well covered with working examples.

この文書は、Debian GNU/Linux のパッケージ構築を一般の Debian ユーザ (と開発者予備軍) 向けに易しく説明しようとするもので、多くの実用的な例も掲載されています。

Artist wannabe

このように wannabe は「ワナビー」、つまり「〜になりたい人」「〜にあこがれている人」という意味になる。

[例文2] では wannabe developer が「開発者予備軍」と訳されているね。

開発者になりたい人だから wannabe developer なのか。