今回は英語フレーズ「pretend to 〜」の意味と使い方を勉強しよう。
to の後には動詞の原形を置いて使うフレーズだよ。
「pretend to + [動詞の原形]」の形ですね。
「〜するふりをする」
pretend to 〜 は「〜するふりをする」という意味。たとえば「勉強するふりをする」のように使う。
また、not を付けて pretend not to 〜 とすると「〜しないふりをする」となる。たとえば「聞こえないふりをする」とか「わからないふりをする」のように使うよ。
to の前に not を置くんですね。
そう、例文を見てみよう。
He pretended to study.
彼は勉強するふりをした。
She pretended not to hear me.
彼女は私の言うことが聞こえないふりをした。
My student pretended not to know the answer.
私の生徒はその答えがわからないふりをした。
"If only I had pretended to like the medicine,"
「わたくしが、お薬が好きなフリさえしておけば」
[例文4] の if only 〜 は「〜さえしていれば」という意味のフレーズ。この例文は仮定法なので、後に続く文の動詞は過去完了形になっているよ。
I had pretended to 〜 となっていますね。
そう、実際にはしなかったけど「あの時ああしていれば」という意味だね。
また、be も動詞の原形なので pretend to be 〜 として「〜のふりをする」、pretend to be -ing で「〜しているふりをする」などと言うこともできる。
いろいろパターンがありますね。
He pretended to be a customer and robbed the bank.
客を装って銀行強盗を働いた。
She pretended to be sick.
彼女は病気のふりをした。
I pretended not to be home.
私は家にいないふりをした。
My sister pretended to be sleeping.
妹は眠っているふりをした。
He pretended to be a beautiful girl.
彼は美少女のふりをした。
このように pretend to 〜 は「〜するふりをする」という意味になる。
「〜しないふりをする」と否定形で言う場合は pretend not to 〜 となる点に注意。
美少女のふりってどういうこと・・・・・・?
[4] 『ピーターパンとウェンディ』
[5] 新英和中辞典