猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「can afford to 〜」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「can afford to 〜」の意味と使い方を勉強しよう。

このフレーズは助動詞の can, could, be able to を伴うのが一般的だよ。

そういうケースもあるのか。

 

 

「〜する余裕がある」

can afford to 〜 は「〜する余裕がある」という意味。余裕というのは、時間的・金銭的な余裕、たとえば「車を買う余裕がある」とか「旅行に行く余裕がある」ということ。

to の後には動詞の原形を置くよ。

ということは to buy や to be になるんですか。

そう、例文を見てみよう。

 例文
[1]

I can not afford to buy a car.

私には車を買う余裕がない。

[2]

Can you afford to take a holiday this summer?

この夏は休みをとる余裕がありますか。

[3]

He couldn't afford to buy a bicycle when he was a student.

彼は学生時代に自転車を買う余裕がなかった。

[4]

Nowadays few people can afford to employ a maid.

今日ではお手伝いさんを雇う余裕のある人は少ない。

[5]

This is not a world where we can afford to be idle.

この世の中は怠けて暮らせる世の中ではない

This is not a world where we can afford to be idle.

このように can afford to 〜 は「〜する余裕がある」という意味になる。

[例文4] は主語が few people なので「〜する人はほとんどいない (少ない)」という意味になる。

[例文5] の idle は「暇な」とか「時間があいている」という意味の形容詞。can afford to be idle で「暇にしている余裕がある」となるよ。

テレビに出ているアイドルのことじゃないのか。

そのアイドルは idol だから違う単語だね。

「〜できる状態にある」

can afford to 〜 は「〜できる状態にある」という意味でも使われる。何かをしても自分に不利益や支障がないということ。

通常は否定文で使われ、can't afford to 〜 で「〜できる状態にない」となるよ。

 例文
[6]

We can't afford to ignore this warning.

私たちはこの警告を無視することはできない。

[7]

Our team can't afford to lose again.

我がチームはもう負けることはできない

このように、通常は否定文で can't afford to 〜 として「〜できる状態にない」という意味で使われる。

たとえば [例文6] は、警告を無視すると何らかの不利益や支障があるということだね。

金銭的な余裕や時間的な余裕とはまた違う意味になるんですね。

例文引用
[2][4] Tanaka Corpus
[5] 斎藤和英大辞典
[7] ウィズダム英和辞典