猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「be used to 〜」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「be used to 〜」の意味と使い方を勉強しよう。

これは「〜するために使う」・・・・・・いや、受動態だから「〜するために使われる」かな。

確かに文脈によっては「〜するために使われる」となる場合もある。たとえば This knife is used to cut bread. なら「このナイフはパンを切るために使われる」だね。

でも今回は別の意味で使われるケースを勉強するよ。

 

 

「〜に慣れている」

be used to 〜 は「〜に慣れている」という意味。to の後には名詞が続く。

ということは be used to + [名詞] で「[名詞] に慣れている」ですか。

そう、また名詞の代わりに動名詞を置くと「〜することに慣れている」となる。例文を見てみよう。

 例文
[1]

I am used to the noise.

私は騒音に慣れている。

[2]

She is not used to hard work.

彼女はきつい仕事に慣れていない。

[3]

I am used to dealing with kids.

私は子どもの扱い (子供を扱うこと) に慣れている。

[4]

He is used to speaking in public.

彼は人前で話すことに慣れている。

He is used to speaking in public

このように be used to 〜 は「〜に慣れている」という意味になる。[例文3] の deal with は「〜を扱う」という意味だね。

少し前に勉強したやつか。

また、be used to 〜 と意味が似ているけどちょっと違う get used to 〜 というフレーズもあるよ。これは「〜に慣れる」という意味。

何が違うんですか?

「get used to 〜」

be used to 〜 は「〜に慣れている」を表しているのに対して、get used to 〜 は「〜に慣れる」という意味になる。

どっちも一緒でしょ。

いや、be 動詞が表しているのは「〜である」という状態だけど、get は状態の変化を表している点が違う。つまり、get used to 〜 は慣れている状態への変化を表しているので「〜に慣れる」となるんだね。

 例文
[5]

You will get used to it soon.

君はすぐそれに慣れるだろう。

[6]

I got used to living in the town.

私はその町に住み慣れた。

[7]

I am getting used to living in the town.

私はその町に住み慣れてきている。

[例文7] のように現在進行形にすると「住み慣れてきている」「住み慣れつつある」という意味になるよ。

微妙にニュアンスが違うのか。