猫でもわかる 秘密の英語勉強会

間違えやすい英語表現「remember -ing」と「remember to 〜」の違いとは

今回は「remember -ing」と「remember to 〜」の違いについて勉強しよう。

remember は「〜を覚えている」という動詞ですよね。

どちらも「〜するのを覚えている」じゃないですか?

 

 

「remember -ing」と「remember to 〜」の違い

まずは用語の説明をしておくけど、「remember -ing」の「-ing」は「動名詞」と呼ばれる。これは、動詞に -ing を付けて名詞のような働きをするもの。

たとえば、動詞 call を動名詞にすると calling、動詞 ask を動名詞にすると asking になるよ。

そして「remember to 〜」の「to 〜」は「to不定詞」と呼ばれる。to + [動詞の原形] の形。

たとえば、to call や to ask などがto不定詞だね。

どちらも動詞が元になっているんですね。

そう。そして動名詞とto不定詞は意味に違いがあるんだよ。

動名詞はすでにしたこと

動名詞は「すでにしたこと」を表している。

そのため、「remember -ing」は「〜したことを覚えている」という意味で使われるよ。

 例文
[1]

I remember calling him.

私は彼に電話したことを覚えている。

[2]

I remember asking our teacher for advice.

私は先生に助言を求めたことを覚えている。

[3]

I remember locking the door.

私はドアに鍵をかけたことを覚えている。

[例文3] は、ドアに鍵をかけたことを「すでにしたこと」として覚えているってことだね。

to不定詞はこれからすること

toには「方向」や「到達点」を表すイメージがある。このイメージから、to不定詞は「これからすること」を表しているんだよ。

To
to のイメージ

そのため、「remember to 〜」は「忘れずに〜する」または「〜することを覚えている」という意味になる。

 例文
[4]

Remember to call him tomorrow.

忘れずに明日彼に電話して。

[5]

Please Remember to lock the door.

忘れずにドアに鍵をかけてください。

[6]

I remembered to lock the door.

私は忘れずにドアに鍵をかけた。

[例文6] は、「鍵をかけることを忘れなかった」という意味になるよ。

言われてみると、「ドアに鍵をかけたことを覚えている」とは意味が違いますね。

Remember ingとremember toの違い

「forget -ing」と「forget to 〜」の違い

同じパターンで、「forget -ing」と「forget to 〜」もあるよ。

これも動名詞が「すでにしたこと」で、to不定詞が「これからすること」ですか。

そう、そのため「forget -ing」は「〜したことを忘れる」となり、「forget to 〜」は「〜するのを忘れる」という使い方になるよ。

 例文
[7]

Don't forget to lock the door.

ドアに鍵をかけるのを忘れないでください。

[8]

I'll never forget dancing with you.

あなたと踊ったことを決して忘れない。

[9]

I didn't forget to lock the door.

忘れずにドアに鍵をかけた。

このように、「forget -ing」は「〜したことを忘れる」、「forget to 〜」は「〜するのを忘れる」という意味になる。

動名詞を使うかto不定詞を使うかで意味に違いが出るんですね。