今回は英語フレーズ「so that 〜」の意味と使い方を勉強しよう。
それ、最近勉強した気がするんですが。
以前勉強したのは「so 〜 that ...」だから、今回の「so that 〜」とは似ているように見えて違うよ。
「〜するために」
so that 〜 は「〜するために」という意味で、目的を表す場合に使う表現。
たとえば He woke up early so that he could catch the first train. で「彼は始発電車に乗るために早起きした」となる。
he could catch the first train が目的で、そのために早起きしたってことですか。
そう。so that 以降の文が目的を表していて、文脈によって can (could) や will (would) のような助動詞が使われるのが一般的。
口語では that を省略して so 〜 という場合も多いよ。
You should study hard so that you can pass the examination.
君は試験に受かるように一生懸命勉強すべきだ。
Let her alone so she can concentrate.
彼女が集中できるようにひとりにしてあげなさい。
They kept quiet so that they would not be found.
彼らは見つからないように静かにしていた。
このようにso that 〜 は「〜するために」という意味になる。
so that 以降が目的ですね。
次は、「so that 〜」と似ているけどちょっと違う「・・・, so that 〜」について見てみよう。
「・・・, so that 〜」
「・・・, so that 〜」は「・・・、そのため〜」という意味で、前半の文に続けて結果を伝える場合に使う。
たとえば She got up late, so that she missed the train. で「彼女は遅く起きたので、電車に乗り損なった」となる。
口語では that を省略して「・・・, so 〜」と言う場合が多いよ。
so that 〜 の例文では始発電車に乗るために早起きしてたけど、今度は遅く起きた結果電車に乗り損なったのか。
The bridge was broken, so I couldn't cross the river.
橋が壊れていたので、私は川を渡ることができなかった。
There are no trains, so you’ll have to walk.
電車がないので、歩かなければならない。
The gravestones were covered with moss, so that it was impossible to read the names on them.
墓石はコケで覆われていたので、それらの名前を読むことはできなかった。
このように「・・・, so that 〜」は「・・・、そのため〜」という意味になり、前半の文に続けて後半の文で結果を伝えるときに使う。口語では that が省略されることも多い点に注意。
「so that 〜」と「・・・, so that 〜」は、似ているようでちょっと違うんですね。
[1][3] Tanaka Corpus
[6] Longman Dictionary of Contemporary English