猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「for fear 〜」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「for fear 〜」の意味と使い方を勉強しよう。

辞書で fear の意味を調べると「恐れ」とありますね。

for fear 〜 は「恐れのために」かな?

For fear  の意味と使い方

 

 

「〜しないように」「〜するといけないから」

for fear 〜 は「〜しないように」とか「〜するといけないから」という意味で、否定の目的を表すときに使う表現。「〜することを恐れて」ということだね。

for fear の後には主語 (S) と述語動詞 (V) が続き、「for fear (that) + S + V」で「SがVしないように」とか「SがVするといけないから」となる。

また、教科書的には for fear に続く S V では should, might, may を使うと説明されるけど、実際には would を使う場合も多いね。

 例文
[1]

We didn't tell her the truth for fear she would be angry.

彼女が怒るといけないから私たちは本当の事を言わなかった。

[2]

I left home early in the morning for fear that I would miss the first train.

始発列車に遅れないように朝早く家を出た。

[3]

He studied hard for fear he should fail.

彼は失敗するといけないので一生懸命勉強した。

[4]

They probably didn’t say anything for fear they would not get the next job if they complained.

もし不平を言って次の仕事に就けないといけないので、彼らは何も言わなかったのだろう。

このように for fear 〜 は「〜しないように」「〜するといけないから」という意味になる。

また、for fear of + [名詞 または 動名詞] の形もよく使われるよ。

 例文
[5]

I took my umbrella for fear of rain.

雨が降るといけないので傘を持って行った。

[6]

Shut the window for fear of catching a cold.

風邪をひくといけないから窓を閉めて下さい。

[7]

They are hiding from the enemy for fear of being caught.

彼らは捕まらないように敵から隠れている。

前回の so that 〜 は「〜するために」という意味だったけど、今回は「〜しないように」なので逆ですね。

そう、so that 〜 not ・・・ でも「〜しないように」という意味になるよ。

また、以前勉強した in case も「〜の場合に備えて」なので同じような意味で使える。例文を見てみよう。

 例文
[9]

She hurried so that she wouldn't be late for the last train.

彼女は最終列車に遅れないように急いだ。

[10]

I took my umbrella in case of rain.

雨が降るといけないので私は傘を持って行った。

[11]

Take a map with you in case you get lost.

道に迷うと行けないから、地図を持っていきなさい。