今回は英語フレーズ「under consideration」の意味と使い方を勉強しよう。
consideration は「検討」や「考慮」という意味だから under consideration は「検討の下」ですね。これは簡単。
意味が通ってないのに簡単も何もないでしょ。
「検討中」
under consideration は「検討中」という意味。
この under は「〜の下」ではなく「〜の最中」という意味で使われていて consideration の最中ということ。
検討している最中だから検討中ってことですか。
That problem is currently under consideration.
その問題は現在検討中です。
The proposal he made yesterday is now under consideration.
彼の昨日の提案事項は検討中である。
Now she's under consideration for a position at our university.
彼女は今、本学への移籍を検討中だ。
このように under consideration は「検討中」という意味になる。
[例文2] は、The proposal (that) he made yesterday のように関係代名詞が省略されていて、The proposal という名詞に後ろから説明を加えている形だね。
The proposal he made yesterday までのかたまりが主語で is がこの文の述語動詞ですね。
そう、made を目にした時点でこれが述語動詞だと勘違いしないように注意。
他にも under + [名詞] で「〜の最中」となるフレーズは色々あるよ。
- under construction 建設中
- under development 開発中
- under discussion 討議中
- under investigation 調査中
- under repair 修理中
The hotel is still under construction.
そのホテルはまだ建設中だ。
The matter is under investigation.
その件はまだ調査中だ。
under が必ずしも「〜の下」になるとは限らないのか。