猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「known as 〜」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「known as 〜」の意味と使い方を勉強しよう。

know は動詞の「知っている」で、known は過去分詞形だから「知られている」ですか。

そう、そして as は「〜として」という意味で使われているよ。

Known as  の意味と使い方

 

 

「〜として知られる」

known as は「〜として知られる」という意味。名詞の後に続けて A known as B 「Bとして知られるA」のように使う。

be 動詞とあわせて He is known as a scientist. 「彼は科学者として知られている」とする場合は普通の受動態だよ。

例文を見てみよう。

[1]

That is the temple known as 'Take no Tera.'

あれは「竹の寺」で知られる寺だ。

 例文
[2]

The new era name, known as gengo, has been hotly awaited in Japan.

日本では「元号」として知られる新時代の名称が熱心に待たれている。

[3]

Penny’s emotional responses originate from the primitive portion of the brain known as the Amygdala, while speech is centred in the much more recently developed Neocortex.

ペニーの感情は脳の原始的な部位「扁桃体」に由来するが、言語機能は進化論的に新しい新皮質に宿ってる。

このように known as 〜 は「〜として知られる」という意味になる。

[例文2] は , known as gengo, のように2つのカンマで区切って挿入する形。挿入なのでこの部分を取り除いても英文として成立するよ。

[例文3] は「ビッグバン★セオリー」の台詞から。

the primitive portion of the brain 「脳の原始的な部位」という名詞を後から known as the Amygdala (扁桃体) と補足しているんだね。

名詞を具体的な名称で言いかえているのか。

そうだね。ちなみに be 動詞とあわせて普通の受動態として使う場合は以下のようになる。

 例文
[4]

This lake is known as a fishing spot.

この湖は釣りスポットとして知られている。

[5]

He was also know as 'Ushiwakamaru.'

彼は「牛若丸」としても知られていた。

このように be 動詞とセットで使われている場合は受動態。名詞を修飾している場合は他に述語動詞が存在する点に注意。

「known for 〜」

よく似たフレーズに「known for 〜」があって、これは「〜で有名な」とか「〜で知られている」という意味。

これも be 動詞とあわせて使うと普通の受動態だね。

 例文
[6]

Espelette is a popular tourist spot known for its hot peppers.

エスプレットはトウガラシで知られる人気観光地です。

[7]

She is known for his eccentric conducts.

彼女は奇行で知られている。

[8]

That guitarist is known for his skill.

あのギタリストは技巧でよく知られている。

日本語で「〜で知られている」と訳すとよく似ているけど、こちらは「〜で有名な」というニュアンスなんですね。