今回は英語フレーズ「what to 〜」と「which to 〜」の意味と使い方を勉強しよう。
「what to 〜」
what to 〜 は「何を〜すべきか」という意味。
この what to 〜 のかたまりは名詞句なので、普通の名詞と同じように扱うことができる。
例えば I don't know what to do. 「私は何をすべきかわからない」の場合は、what to do 「何をすべきか」が know の目的語になっているよ。
know + [名詞句] の形ですね。
I didn't know what to say.
何と言えば良いかわからなかった。
I am thinking about what to buy.
何を買うべきか考えている。
Do you know what to look for?
何を探せばいいか知っていますか。
このように what to 〜 は「何を〜すべきか」という意味になる。
[例文2] のように、what to buy 「何を買うべきか」は名詞句なので前置詞 about の後に置くこともできる。
ちなみに、[例文3] の look for は「〜を探す」という意味だね。
以前勉強したフレーズですね。
また、「what + to不定詞」の場合は、以下のように「what + 名詞 + to不定詞」の形になることもあるよ。
Do you know what flower to buy on Mother's Day?
母の日にはどんな花を買ったらよいか知っていますか。
I don't know what excuse to make.
お詫びのしようもありません。
「what + 名詞」にすることで「どんな〜を」となっているのか。
「which to 〜」
which to 〜 は「どちらを〜すべきか」という意味。
これも which to 〜 のかたまりが名詞句なので名詞と同じ働きをする。
やはり同じパターンですか。
The question is which to choose.
問題はどっちを選ぶかだ。
I can't decide which to buy.
どちらを買うか決められない。
このように which to 〜 は「どちらを〜すべきか」という意味になる。
また、以下のように「which + 名詞 + to不定詞」の形になることもあるよ。
I don't know which way to go.
どちらの道に行けば良いかわからない。
Tell me which book to buy.
どの本を買えば良いか教えてください。
これも what の場合と同じように「疑問詞 + 名詞 + to不定詞」の形でも使えるんですね。
そうだね。「疑問詞 + to不定詞」の形は他にも以下のものがあるので覚えておこう。
- how to 〜 「〜の仕方」「どのように〜したらいいか」
- where to 〜 「どこへ〜すべきか」「どこに〜すべきか」
- when to 〜 「いつ〜すべきか」
- whether to 〜 「〜すべきかどうか」
前回と前々回で勉強したやつか。