今回は英語フレーズ「warn A of B」の意味と使い方を勉強しよう。
このフレーズの A は人で B は名詞だね。
「warn + [人] + of + [名詞]」 の形ですか。
そう。of の代わりに about を使って warn A about B とする場合もあるよ。
(AにBを)「警告する」「注意する」
warn A of (about) B は、(AにBを)「警告する」とか「注意する」という意味。A は人なので、誰かに何かを警告するということ。
about はともかく、of が使われるのはちょっと意外だな。
of の似たような使い方をするフレーズとして、inform A of B 「AにBを知らせる」や notify A of B 「AにBを通知する」というのもあるよ。いずれも誰かに何かを知らせるという意味で、何かを示すのに of が使われているね。
こういうパターンなのか。
She warned me of the danger.
彼女は私に危険を知らせてくれた。
The radio warned us of the possibility of flooding.
ラジオで洪水の警告をしていた。
The doctor warned me about the dangers of smoking.
医者は、私に喫煙の危険性について警告した。
このように warn A of B は (AにBを)「警告する」「注意する」という意味になる。
そういえば、WARNING って単語をたまに目にするけど関係ありますか?
動詞 warn の名詞形が warning だね。意味は「警告」や「注意」など。
ちなみに warn の発音は「ウォーン」に近い音なので、warning は「ウォーニング」になるよ。
ワーニングじゃないんだ。
まあ、英語の発音は必ずしもカタカナでは表現できないから電子辞書や goo 辞書などで確認すると良いよ。実際に聞いてみると、ワーニングよりはウォーニングに近い音に聞こえるから。
[2] Tanaka Corpus
[3] 日本語WordNet