9月下旬、モントリオール(カナダ)のレスキューグループ、シャトン・オルフェリン・モントリオールは、一匹で道をさまよっている子猫に関する連絡を受けました。
路上で一人ぼっちだった子猫
「ある優しい一家が小さな鳴き声を聞いて、周辺を調べました」とレスキューグループのセリーヌ・クロム氏は話しました。「すると、やせ細ってノミにまみれた子猫が見つかったのです」
一家を見た子猫は近くまで歩いてきたものの、しばらく路上で生活していたせいか積極的にはなれませんでした。そこで、急いで食べ物を取ってきて子猫に与えてみると、お腹をすかした子猫はエサに飛びつきました。
「子猫は皮と骨だけになっていて、体重はわずか350グラムでした。おそらく長い間何も食べていなかったのでしょう。発見できたのは幸運でした」
その夜、子猫は満腹になって安全な家でゆっくり休みました。
翌週、子猫はレスキューグループに引き取られ、そこで適切な処置を受け、生涯の引き取り先を探してもらうことになりました。
「子猫はアーロと名付けました。ノミと虫の処理もしました。とても痩せていますが、彼は生きようと必死で戦っています」とレスキューは語りました。
アーロは食欲旺盛で、食べ物を一切無駄にしません。食べているときと遊んでいるとき以外は、大きなポケットの中で昼寝を満喫しています。
「その子猫はすぐに新しい里親の家になじみました。彼は他の動物も人間もみんな大好きです」
路上で生活していた野良猫のアーロは、今では健康な飼い猫として幸せに新しい生活を楽しんでいます。
via: Stray Kitten Walks Up to Family That is Kind to Him After Wandering the Street Alone