今回は英語フレーズ「where to 〜」「when to 〜」「whether to 〜」の意味と使い方を勉強しよう。
前回の勉強会で軽く触れたやつですね。
そう、使い方が似ているので3つ続けて見ていくよ。
「where to 〜」
where to 〜 は「どこで〜すべきか」「どこに〜すべきか」という意味。
この where to 〜 のかたまりは名詞句なので、普通の名詞と同じように扱うことができる。
例えば I don't know where to go. 「私はどこへ行けば良いかわからない」の場合は、where to go 「どこへ行けば良いか」が know の目的語になっているよ。
We've already decided where to stay.
私たちはどこで泊まるか既に決めている。
Can you tell me where to buy tickets?
どこで切符を買えば良いのか教えてください。
He made a mistake about where to get off the bus.
彼はバスから降りる場所を間違えた。
このように where to 〜 は「どこで〜すべきか」「どこに〜すべきか」という意味になる。
where to 〜 は名詞句なので、[例文3] のように前置詞の後に置くこともできるよ。
前置詞の後には名詞や代名詞を置くのがルールでしたね。about where to 〜 が about + [名詞] と同じ働きをしているのか。
「when to 〜」
when to 〜 は「いつ〜すべきか」という意味。
これも when to 〜 のかたまりが名詞句として働き、たとえば I don't know when to leave. 「私はいつ出発すべきかわからない」のようになる。
この場合も when to leave 「いつ出発すべきか」が know の目的語になっているわけか。
The question is when to start.
問題はいつ始めるかだ。
Please tell me when to serve the food.
いつ食事を出したら良いか教えて下さい。
このように when to 〜 は「いつ〜すべきか」という意味になる。
where to 〜 と同じパターンだ。
「whether to 〜」
whether to 〜 は「〜かどうか」という意味。
これも whether to 〜 のかたまりが名詞句を作り、たとえば I can't decide whether to go outside. 「私は外に出るかどうか決められない」のようになる。
whether to go outside 「外に出るかどうか」が decide の目的語になっている、と。
そうだね。また、whether to 〜 or not と言う場合もある。例文を見てみよう。
She is worrying about whether to study abroad or not.
彼女は留学するかどうか悩んでいる。
I don't know whether to accept or refuse.
受け入れるべきか断るべきかわからない。
このように whether to 〜 は「〜かどうか」という意味になる。
whether to A or B の形では「AすべきかBすべきか」のような二者択一になる点にも注意。
また、「疑問詞 + to不定詞」の形で作る表現は他にもあるので覚えておこう。
- how to 〜 「〜の仕方」「どのように〜したらいいか」
- what to 〜 「何を〜すべきか」
- which to 〜 「どちらを〜すべきか」
基本的なパターンはどれも同じなんですね。