今回は英語フレーズ「so 〜 that ...」の意味と使い方を勉強しよう。
so 〜 の部分には形容詞か副詞を置いて使うよ。
ということは so 〜 は「とても〜」かな。
「とても〜なので・・・」「・・・するほど〜」
so 〜 that ... は「とても〜なので・・・」という意味。
たとえば「彼はお腹がとてもすいていたので倒れた」のように、so 〜 の部分が「とても〜」を表し、that ... で結果を表しているよ。
お腹が「とてもすいていた」ので、その結果「倒れた」ということですか。
そうだね。また、「・・・するほど〜」というふうに程度を表す意味にもなる。たとえば「言葉で表現できないほど美しい」という場合だね。
例文を見てみよう。
彼はとても素早く動いたので弾丸を避けることができた。
He moved so quickly that he could dodge the bullets.
This book is so difficult that he can not read it.
この本はとても難しくて彼には読めない。
This music is so beautiful that it can not be described.
この音楽は言葉で表現できないほど美しい。
このように so 〜 that ... は「とても〜なので・・・」「・・・するほど〜」という意味になる。
いくら素早く動いても弾丸を避けるのは無理でしょ。
「too 〜 to ...」との違い
今回の「so 〜 that ...」は、以前勉強した「too 〜 to ...」にちょっと似ていませんか?
too 〜 to ... は「あまりに〜なので・・・できない」だね。これは so 〜 that ... を使って次のように言いかえることができるよ。
This book is so difficult that he can not read it.
この本はとても難しくて彼には読めない。
This book is too difficult for him to read.
この本はとても難しくて彼には読めない。
It was so dark that I could not see anything.
とても暗かったので何も見えなかった。
It was too dark for me to see anything.
あまりに暗くて何も見えなかった。
so 〜 that ... の that 以下が否定形になっているんですね。
そうだね。また、too 〜 to ... の後半は不定詞、つまり to + [動詞の原形] になっている点にも注意。