猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「cannot 〜 too ...」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「cannot 〜 too ...」の意味と使い方を勉強しよう。

too ... は「・・・すぎる」だから、「・・・すぎることはできない」かな?

Cannot  too  の意味と使い方

 

 

「いくら・・・してもしすぎることはない」

cannot 〜 too ... は「いくら・・・してもしすぎることはない」という意味。too の後には形容詞や副詞を置いて使う。

たとえば be careful が「気をつける」なので、You cannot be too careful. なら「いくら気をつけてもしすぎることはない」、つまり「念に念を入れよ」という意味になる。

なんかややこしいですね。

too ... が「・・・すぎる」だから、それを cannot で否定しているんだよ。例文を見てみよう。

 例文
[1]

You cannot be too careful about your behavior.

自分の行動には気を付けすぎることはない。

[2]

We cannot praise her too much.

彼女をどんなにほめてもほめたりない。

[3]

I cannot thank you too much.

あなたには感謝してもしきれない。

このように cannot 〜 too ... は「いくら・・・してもしすぎることはない」という意味になる。

[例文2] は「どんなに彼女をほめてもほめすぎることはない」、つまり「どんなにほめてもほめたりない」ということだね。

too much ではないということか。

cannot 〜 too ... に似たフレーズをもう1つ見てみよう。

「cannot 〜 enough」

cannot 〜 enough は「いくら〜してもしすぎることはない」という意味。

ちょっと cannot 〜 too ... と似ていますね。

そう、too much = enough と考えると次のような言い換えができるよ。

 例文
[4]

I cannot thank you enough for your kindness.

あなたのご親切にはお礼の申し上げようもありません。

[5]

I cannot praise him enough.

彼をいくら誉めても十分でない。

このように cannot 〜 enough は「いくら〜してもしすぎることはない」となる。

たとえば I cannot thank you enough. を直訳すると「いくら感謝してもしすぎることはない」となる。これは先の例の I cannot thank you too much. と同じだね。

感謝してもしきれないということか。