オレゴン州の男性チャック・ホーレー氏は、職場へ向かう途中で前の車が何かをよけていることに気付きました。近付いてみると、それは道路にくっついて動けなくなっていた子猫であることがわかりました。何者かが接着剤で貼り付けていたようです。
道路で動けなくなっていた子猫
金曜日の朝、オレゴン州シルバートンのチャック・ホーレー氏は、職場へ向かう途中に道路の真ん中で何かを見つけました。近付いてみると、それは道路で動けなくなっていた子猫であることがわかりました。
「仕事に行くために車を走らせていると、前を走っていた車が何かをよけていることに気付きました。それは、座ったまま震えている子猫でした」とチャック氏は話しました。
その子猫は路上にくっついていて、そこから離れられないように見えました。多くの車が子猫の近くを通過し、誰も停車することはありませんでした。チャック氏は、手遅れになる前に早く何かしなければならないと考え、ハザードライトを付けて慎重に停車し、急いで子猫の元に駆け寄りました。そのとき、チャック氏は子猫が接着剤で覆われていることに気付きました。
「子猫は濡れて凍えていて、文字通り道路にくっついていました」
チャック氏は子猫を優しく道路から離しました。子猫の足は非常に柔らかく、寒さで震えていました。チャック氏は子猫を腕で包んで温め、急いで車内に入れました。
風呂に入れて食べ物を与えると、子猫の具合はかなり良くなりました。
「誰がどのくらいあの場所に置いたのかわかりませんが、子猫は濡れて冷たくなっていて、葉っぱが貼り付いていました」とチャック氏は述べました。
チャック氏は子猫をシルバー・クリーク・アニマル・クリニックに連れて行き、残った接着剤をはがして、ミネラルオイルで足の手当てをしてもらいました。
家への帰り道、生後5週間の子猫はチャック氏の膝の上で丸くなって眠りにつきました。
「道路から剥がしたとき、ほとんど動けないほど接着剤が付着していましたが、綺麗に洗った後は私の肩の上が彼女の居場所になりました」とチャック氏は話しました。