猫でもわかる 秘密の英語勉強会

基本動詞のイメージ「言葉で言う say」

say の基本イメージ:言葉で言う

say の基本イメージは「言葉で言う」。言葉の内容、つまり「何と言ったか」がポイントだよ。

たとえば、自分の考えや気持ちといった情報を言葉に出して表現するのが say のイメージ。

会話するってことですか?

いや、「会話する」は誰か他の人とのやり取りを意味しているよね。say は何らかの情報を口に出して言うところがポイントなんだよ。

say のイメージ。

Say

言う

 例文
[1]

Can you say that again?

もう一度言ってください。

[2]

She didn't say anything.

彼女は何も言わなかった。

[3]

Say hello to Misa for me.

ミサによろしく。

これは「言う」という意味。言葉を口から出して何か言うってことだね。

たしかに会話とは違いますね。会話は相手とのキャッチボールだし。

She didn't say anything.

She didnt say anything

あーあ・・・・・・。

〜と言う

 例文
[4]

She said, "I am hungry."

「お腹がすいた」って彼女が言ってた。

[5]

She said that he would get back to me.

彼女は私のところに戻ってくると言った。

誰かが言っていたことを他の人に伝えるとき、こんなふうに say を使うよ。

何と言ったかに焦点を当てているんですね。

〜と言われている

 例文
[6]

They say she is the richest girl in the school.

彼女は学校でいちばん金持ちだと言われている。

みんなが言っている、つまり「(多くの人に) 〜と言われている」という意味にもなるよ。

彼女は金持ちだと言われている。

She is the richest girl

本当かどうかはともかく皆に言われているんだね。

〜と書いてある

 例文
[7]

That sign says "No trespassing."

あの看板に「立ち入り禁止」と書いてある。

[8]

My watch says 8:30.

私の時計では8時半だ。

このように、表示、掲示、本などに「〜と書いてある」という意味でも使われるよ。

まるで看板や時計が喋っているみたいですね。

無生物が主語の場合でも、人が言葉で伝えるイメージと同じなんだね。

立ち入り禁止。

No trespassing

僕だけ立ち入り禁止かよ。

 

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。

レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。