猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「put off 〜」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「put off 〜」の意味と使い方を勉強しよう。

put が「置く」で、off は何だっけ?

「〜を遠ざける」「〜を延期する」

put off 〜 は「〜を遠ざける」という意味。put は何かをどこかに「位置させる」イメージで off は「離れる」イメージなので、put off 〜 で何かを遠ざけるという意味になるよ。

put は「置く」じゃないですか?

「置く」という意味でも使われるけど、コーヒーにミルクを「入れる」場合や壁にカレンダーを「貼る」場合も put で表現できるからね。「何かをどこかに位置させる」という広い意味でとらえた方が良いよ。

つまり、机の上などに何かを位置させる場合は「置く」だけど、それ以外のケースでは必ずしも「置く」と訳せるわけではないんですか。

また、put off 〜 のよく使われる意味に「〜を延期する」がある。これは予定などを遠ざけるイメージで考えるとわかりやすいよね。

どちらにしろ、何かを離れた所に移動するんですね。

 例文
[1]

The picnic was put off because of the rain.

雨のせいでピクニックは延期された。

[2]

They put off their wedding till next month.

彼らは結婚式を来月まで延期した。

[3]

Don't put off till tomorrow what you can do today.

今日できることを明日まで延ばすな。

The picnic was put off

このように put off 〜 は「〜を遠ざける」「〜を延期する」という意味になる。

[例文3] の what は関係代名詞。what + [主語] + [動詞] で「〜こと」とか「〜もの」という名詞節になる。

つまり、what you can do today で「今日できること」という名詞節になって、これが Don't put off 〜 「〜を延期するな」の目的語になっているよ。till tomorrow は「明日まで」だね。

この勉強会でもときどき目にする what を使った名詞節ですね。

そう、what だからと単純に「何?」という意味に解釈しないように注意。

例文引用
[3] 新英和中辞典