ニュージャージーのシェルターに生後数日のトラ猫ゴクウとその妹が連れてこられました。二匹は腹を空かせ、付きっきりの手当が必要な状態でした。
生死の境をさまよった子猫の現在
シェルターは人手不足で、子猫の世話をする余裕もありませんでした。ジャージー・キティ・ノンプロフィットの創設者、アシーナ・セレナ氏は、二匹の状況を知り、受け入れることを申し出ました。
子猫たちがシェルターに一晩過ごしていたら助からなかったかもしれません。「里親ボランティアのソフィアが迎えに行ってくれました」とアシーナ氏は語りました。
子猫は二匹ともひどい状態でしたが、特にゴクウの妹は危険な状況で、全力の処置にも関わらず結局助かりませんでした。小さなゴクウは生きのびるために必死でした。
最初の数週間はきわどい状態でしたが、ソフィア氏は体調が優れないゴクウに少しずつ食べさせました。ソフィア氏はゴクウが十分に栄養補給できるように、獣医に習ったチューブによる給餌を始めました。
何日も眠れない夜を過ごし、何度も獣医に通うと、事態は好転し始めました。ゴクウの食欲が増し、体調が回復して健康な子猫の兆候を見せ始めたのです。
「ゴクウは懸命に戦い、今はとてもやんちゃな子猫になりました」とアシーナ氏は話しました。
「初めは大変でしたが、ゴクウには愛する家族と家があります」とレスキューの職員は語りました。
「今ではいたずら好きで、ラブラドールのミロを困らせるのに夢中です」
via: https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirius_taka/20191021/20191021155539.jpg