
今回は英語フレーズ「rather than 〜」の意味と使い方を勉強しよう。
「〜よりもむしろ」

何らかの共通する性質を持つ A と B を比較して、A rather than B で「B よりもむしろ A」という意味になる。たとえば「紅茶よりもむしろコーヒーの方が好き」のように使うよ。

A と B は名詞ですか?

名詞だけでなく動詞や形容詞も比較対象になるよ。例文を見てみよう。
He likes coffee rather than tea.
彼は紅茶よりコーヒーが好きだ。
He's a writer rather than a scholar.
彼は学者というよりは文筆家だ。
I want to love rather than be loved.
私は愛されるより愛したい。
It's hot rather than warm.
暖かいというよりむしろ暑い。

このように A rather than B で「B よりむしろ A」と色々な比較ができる。[例文3] は I want to love と I want to be loved が比較されているね。

また、would rather do で「むしろ〜したい」、would rather do than... で「...するより〜したい」となる。
I would rather take the bus.
私はむしろバスで行きたい。
I would rather die than surrender.
降伏するより死んだ方がましだ。
I would rather ride the train than the bus.
私はバスより電車に乗りたい。

[例文6] の surrender は「降参する」とか「降伏する」という意味。このように、would rather do で「むしろ〜したい」、would rather do than... で「...するより〜したい」となるよ。

彼は紅茶よりコーヒーが好き。


ドヤ顔・・・・・・。
[2][6] 新英和中辞典
[3][7] Weblio Email例文集
登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。

レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。