今回は英語フレーズ「make sure」の意味と使い方を勉強しよう。
sure を作る?
「確かめる」「確認する」
make sure は「確かめる」とか「確認する」という意味。
sure には「確信している」という意味があって、make sure は「確信している状態 を make する」ことから「確かめる」とか「確認する」という意味になるよ。
また、make sure of 〜 で「〜を確認する」、make sure that 〜 で「〜を確認する」「必ず〜する」、make sure to 〜 で「必ず〜する」などの使い方がある。1 つずつ見てみよう。
Please make sure.
確認してください。
I want to make sure.
確認したい。
I'll make sure of it.
そのことを確認しておきます。
I want to make sure of the time.
時間を確認したい。
このように make sure of 〜 で「〜を確認する」という意味になる。この of は前置詞なので後ろには名詞や代名詞を置いて make sure of + [名詞 / 代名詞] というふうに使うよ。
これって「何かを確認する」ということですよね。「誰かが何かをするのを確認する」とかは表せないんですか?
つまり「[主語] が [述語動詞] するのを確認する」ということだね。それが次の make sure that 〜 だよ。
make sure that 〜
make sure that 〜 で「〜を確認する」という意味になる。この that は接続詞なので make sure that + [主語] + [述語動詞] というふうに使うよ。
I made sure that no one was watching.
私は誰も見ていないことを確かめた。
Make sure that the door is locked.
ドアに鍵がかかっていることを確認してください。
make sure that 〜 を「〜を確認する」と訳すより、以下の例文ように「間違いなく〜する」とか「必ず〜する」と訳す方が自然な場合もあるよ。
Make sure that all of you arrive at nine.
皆さん間違いなく 9 時に着くようにしてください。
たしかに、この場合は「9 時に着くことを確認してください」と訳すと不自然ですね。
うん、どう訳すと自然な日本語になるのかは、文の意味や話し手の意図を考えて判断する必要があるよ。
make sure to 〜
make sure to 〜 で「必ず〜する」という意味。この to の後ろには動詞の原形を置いて make sure to + [動詞の原形] とする。
I make sure to eat vegetables everyday.
私は毎日野菜を食べるようにしている。
Please make sure to attend the meeting.
必ず会議に出席してください。
Please make sure to do that.
確実にそれをしてください。
これは先日覚えた be sure to 〜 に似ていますね。
be sure to 〜 も make sure to 〜 とほぼ同じで「必ず〜する」という意味だね。
毎日野菜を食べるようにしている。
猫にネギは駄目!
[5][7] Tanaka Corpus
登場キャラクター
シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。
ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。
レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。