これは、コンピュータを使うよりも紙と鉛筆を使う方が脳に良いという内容の記事だよ。
そうなんですか。コンピュータを使いこなす方が賢そうなイメージですけどね。
でも、実際に学生を使って実験をすると、紙と鉛筆の方が良い結果が出たみたい。
紙と鉛筆を使うと頭が良くなる3つの理由
記事の内容を簡単に要約するとこんな感じ。
最新の研究によると、鉛筆やペンを使うことで脳を鍛えて強化することができるらしい。以下に 3 つのポイントを挙げる。
1.より速く学習できる手書きでノートを取る大学生は、コンピュータを使う場合に比べ学習能力が高まるとカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学者は言う。
2.よりクリエイティブになるワシントン大学の実験では、キーボードで作文を書いた子供に比べ、手書きで書いた子供の方が内容的にも速度的にも優れていた。
このような傾向は大人になっても見られるようだ。
3.集中力が高まるキーボードは画面に接続されておりインターネットも利用できる。これらは気が散る原因となり集中力を低下させる。クリエイティブな作業をするときにはより顕著になる。
現代のオフィスには気が散る原因となるものが多く、自宅で仕事をしているときでさえ、メールやニュースをチェックしなければならないというプレッシャーが常につきまとう。
キーボードと画面から離れ、紙と鉛筆を使うだけで、精神的にも物理的にも邪魔の入りにくい環境を手に入れることができるだろう。
そういえば、僕もアイデアを出すときは紙と鉛筆の方がはかどる気がします。
PC を使っていると、つい余計な作業をしちゃうしね。
さて、今回の例文はこれ。
One of great liabilities of keyboards is that they're connected to screens that are connected to the Internet.
キーボードの大きな欠点の 1 つは、画面に接続されていてインターネットが利用できることだ。
liability は「負債」「不利になるもの」という意味だから、ここでは「欠点」や「短所」だね。
One of great liabilities of keyboards 「キーボードの大きな欠点の 1 つ」がこの文の主語。その後の is が述語動詞。
they're connected to screens が「それら (キーボード) が画面に接続されている」という意味で、その後の that が関係代名詞。
that are connected to the Internet は「インターネットに接続されている」。これが直前の screens に説明を加えているんだね。
だから直訳すると、「キーボードの大きな欠点の 1 つは、それらがインターネットに接続されている画面に接続されていること」となるよ。
わかった、画面やインターネットに接続しないで、直接紙に書き込むキーボードを発明すればいいんだ。
それはタイプライターだね。
登場キャラクター
シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。
ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。