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『海外ドラマはたった350の単語でできている』でわかる英会話の秘訣

以前から気になっていた英語学習書『海外ドラマはたった350の単語でできている』が Kindle セール価格で 100 円になっていたので購入しました。

著者はアメリカで医学系研究員として 2 年間勤務した Cozy さん。本書では、海外ドラマの台詞を分析し、そこから見えた事実や英会話上達の秘訣・勉強法などが紹介されています。

 

 

コスパの良い単語と悪い単語

本書のタイトルにもなっている 350 の単語とはどういうことでしょう。著者は海外ドラマ『Sex and the City』(以下、SATC) のシーズン 1〜6 全 94 話から、台詞で使われているすべての単語を調査したそうです。その結果、全台詞で使用されている単語数は 12,088 個であることがわかりました。

ドラマの単語数
海外ドラマはたった350の単語でできている

・・・・・・あれ? 350 個じゃないの? と拍子抜けしますが、話はまだ続きます。これらの単語のうち、6割以上の単語はたった 1〜2 回しか使われていないのです。ドラマを完ぺきに理解しようと 10,000 個以上の単語を頑張って覚えても、半分以上は 1 回しか使われない「コスパの悪い単語」ということになります。

よく使われる単語数は?

1〜2 回しか使われない単語が非常に多いことがわかりましたが、逆に「よく使われる単語」もあるはずです。

著者の調査によると、『SATC』で 10 回以上登場する単語数は約 2,000 個、さらに 100 回以上登場する単語が 335 個ということがわかりました。そして、上位 350 個の単語が全台詞の約 80%、上位 100 個の単語が約 60% を構成しているのです。

ドラマの台詞を「完ぺき」に理解するためには 1 万個以上の単語を覚える必要がありますが、8 割を理解するには約 350 個の単語を覚えれば良いのです。

本書では上位 350 個の単語が一覧で紹介されていますが、そのほとんどが中学レベルの基本的な単語です。つまり、基本的な単語がわかれば大抵の日常会話に役立つということです。

中学校で習うシンプルな単語こそが、会話の根幹となる超重要単語である。
『海外ドラマはたった350の単語でできている』

なぜ難しい単語を覚えるのか

日常会話の大半は基本的な単語で構成されているのに、なぜ英語学習者は難しい単語を覚えようとするのか。それは、本や新聞を読むときに単語を知らないとスムーズに読めないから、そして、TOEIC や英検などの試験で高得点を取るために単語力が必要になるからでしょう。

そのため、読むために英語を勉強する人や、試験のために英語を勉強する人にとっては、「英語力 = 単語力」という考えがあっても不思議ではありません。

しかし、日常会話で最も役立つのは基本的な単語です。しかも、日常会話では試験やドラマと違って相手の言葉を聞き返したり、「その単語どういう意味?」と教えてもらうこともできます。そのため、話すために英語を勉強する人にとっては、難しい単語の重要度はそれほど高くないのです。

もちろん、350 個は英会話の超ウルトラ基本単語であり、言いたいことを自由に言うためにはもう少し単語がほしいところですが、それでも、僕自身のこれまでの経験では、500 〜 1,000 個の中学校レベルの単語を駆使すれば、あらゆることが言えると感じています。
『海外ドラマはたった350の単語でできている』

著者は『FRIENDS』でも同様に単語の分析をしています。ジャパリパークのフレンズではなく海外ドラマのフレンズです。この調査においても、上位 350 個の単語が全体の約 8 割を占めていることがわかりました。やはり基本単語を使いこなすことが英会話上達のカギとなっているようです。

おわりに:英語勉強法がメイン

『海外ドラマはたった350の単語でできている』の第 1 章を簡単に紹介しました。本書では、英会話を身につけるために必須の単語 (動詞、形容詞、副詞) や、リスニング、スピーキングなどの勉強法が解説されており、むしろ勉強法がメインとなっています。

  1. 本当に必要な英単語は350個!?
  2. 正しい英会話学習法
  3. 短期間でスピーキング力をアップ!
  4. 100%リスニングを身につける方法
  5. 練習問題

たとえば、スピーキングを短期間で身につける方法として、瞬間的にシンプルな英語を話す練習法が紹介されています。

本書ではこの壁をぶっ壊すために、中学校の知識をどんどんアウトプットしていき、シンプルな英語を瞬間的に言えることを目指します。
『海外ドラマはたった350の単語でできている』

やはり英会話のカギは中学英語にあるようです。