今回は英語フレーズ「what if 〜」の意味と使い方を勉強しよう。
what は「何」で if は「もし」ですね。で、what if 〜 だから・・・・・・
さっぱりわかりません。
what if は日常会話でよく使われるけど、ちょっと変わったフレーズだから初めて聞くと混乱するかもね。
「もし〜ならどうする?」「もし〜ならどうなる?」
what if 〜 は「もし〜ならどうする?」とか「もし〜ならどうなる?」という意味。たとえば、「もし明日雨が降ったらどうする?」とか「もし失敗したらどうなる?」というふうに使うよ。
なんで what と if でそんな意味になるんですか?
これは、What are you going to do if 〜 とか What would you do if 〜 「もし〜ならどうなる?」が元になっていて、what と if の間にある語が省略されて What if になっていると考えて。
省略か。
ま、こういうのは理屈より例文で慣れる方が早いよ。
What if it rains tomorrow?
明日雨が降ったらどうする?
What if he comes back now?
今彼が戻ってきたらどうなるだろう.
What if she should fail?
もし彼女が失敗したらどうなる?
これらは実際に起こりうる範囲の「もし〜だったら」。他にも、実際には起こり得ない「もし〜」もあるよ。
起こり得ない「もし〜」?
つまり可能性が低いもしもの話。例文を見てみよう。
What if you saw a ghost?
もし幽霊を見たらどうする?
このように、実際には起こり得ない可能性の話。What would you do if 〜 の would you do が省略したものと考えられるよ。
「〜したらどう?」
what if 〜 は「〜したらどう?」という提案の意味にもなる。たとえば以下の例文。
What if we try?
やってみたらどうだろう。
What if we meet tomorrow?
明日会うのはどうだろう?
このように、直訳すると「もし〜ならどうする?」となるけど、遠回しに「〜したらどう?」という提案の意味になっているんだよ。
What と if のわずか 2 単語で色々な意味になるんですね。
もし彼女が失敗したらどうなる?
どうなる? じゃないだろ。
[2] 新英和中辞典