猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「not 〜 any longer」「not 〜 any more」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「not 〜 any longer」「not 〜 any more」の意味と使い方を勉強しよう。

このフレーズは以前勉強した no longer と同じ意味だけど、復習もかねて見ていくよ。

そういえばそんなフレーズもありましたね。

「これ以上〜ない」「もはや〜ない」

not 〜 any longer と not 〜 any more は「これ以上〜ない」とか「もはや〜ない」という意味。

not というのは、don't や can't などの否定文を作るときの not だね。そして、any を否定文で使うと「少しも〜ない」とか「1つも〜ない」と強調する意味になる。

I don't have any money. で「私は全くお金を持っていない」みたいな?

そうそう。

そして、not 〜 any longer や not 〜 any more というと、「これ以上〜ない」という意味になるんだよ。

たとえば I can't walk any longer. 「私はもうこれ以上歩けない」、I can't eat any more. 「これ以上食べられない」など。

普通の否定文との違いは?

「今まではできていたけど、これ以上はもう無理」って感じだね。たとえば「これ以上我慢できない」なら「これまでは我慢していたけどもう無理」、「もはや愛していない」なら「これまでは愛していたけど今はそうでもない」ってことでしょ。

状況の変化を感じますね。

そうだね。また、not any は no に置き換えられるので、not 〜 any longer を no longer に、not 〜 any more を no more に置き換えることができる。

NO MORE 映画泥棒!

以前勉強した no longer と同じ意味になるのはそういうわけか。

 例文
[1]

I can't stand it any longer (any more).

これ以上我慢できない。

[2]

I don' love her any longer.

私はもう彼女を愛していない。

[3]

I can't trust them any longer.

もうこれ以上彼らを信用できない。

[4]

I can no longer trust them.

もうこれ以上彼らを信用できない。

[5]

There is no more time left.

これ以上時間が残っていない。

not any longer

このように not 〜 any longer と not 〜 any more は「これ以上〜ない」「もはや〜ない」という意味になる。

no longer と同じ意味だけどちょっと違う使い方なんですね。