今回は英語フレーズ「not 〜 any longer」「not 〜 any more」の意味と使い方を勉強しよう。
このフレーズは以前勉強した no longer と同じ意味だけど、復習もかねて見ていくよ。
そういえばそんなフレーズもありましたね。
「これ以上〜ない」「もはや〜ない」
not 〜 any longer と not 〜 any more は「これ以上〜ない」とか「もはや〜ない」という意味。
not というのは、don't や can't などの否定文を作るときの not だね。そして、any を否定文で使うと「少しも〜ない」とか「1つも〜ない」と強調する意味になる。
I don't have any money. で「私は全くお金を持っていない」みたいな?
そうそう。
そして、not 〜 any longer や not 〜 any more というと、「これ以上〜ない」という意味になるんだよ。
たとえば I can't walk any longer. 「私はもうこれ以上歩けない」、I can't eat any more. 「これ以上食べられない」など。
普通の否定文との違いは?
「今まではできていたけど、これ以上はもう無理」って感じだね。たとえば「これ以上我慢できない」なら「これまでは我慢していたけどもう無理」、「もはや愛していない」なら「これまでは愛していたけど今はそうでもない」ってことでしょ。
状況の変化を感じますね。
そうだね。また、not any は no に置き換えられるので、not 〜 any longer を no longer に、not 〜 any more を no more に置き換えることができる。
NO MORE 映画泥棒!
以前勉強した no longer と同じ意味になるのはそういうわけか。
I can't stand it any longer (any more).
これ以上我慢できない。
I don' love her any longer.
私はもう彼女を愛していない。
I can't trust them any longer.
もうこれ以上彼らを信用できない。
I can no longer trust them.
もうこれ以上彼らを信用できない。
There is no more time left.
これ以上時間が残っていない。
このように not 〜 any longer と not 〜 any more は「これ以上〜ない」「もはや〜ない」という意味になる。
no longer と同じ意味だけどちょっと違う使い方なんですね。