今回は英語フレーズ「not 〜 until 〜」の意味と使い方を勉強しよう。
until は「〜まで」だったかな。
「〜まで〜しない」「〜して初めて〜する」
not 〜 until 〜 は「〜するまで〜しない」とか「〜して初めて〜する」という意味。
つまりどういうこと?
まず、not は否定文を作るときの not だね。I din't や He couldn't などの not。
たとえば、He didn't know it. なら「彼はそれを知らなかった」となる。
そして、until は「〜まで」という意味の前置詞または接続詞。前置詞の場合は後ろに名詞が置かれ、接続詞なら節が置かれる。
たとえば、He didn't know it until this morning. なら「彼は今朝までそれを知らなかった」となる。これは「彼は今朝になって初めてそれを知った」と言いかえることもできる。
この例文は until が前置詞として使われているね。
until 以降が名詞だから until は前置詞ということですか。
そう。そして until 以降が節になる場合もあるよ。たとえば、He didn't know it until he received the letter. 「彼は手紙を受け取るまでそれを知らなかった」がそのパターンだね。この場合の until は接続詞。
ああ、これも「彼は手紙を受け取って初めてそれを知った」と言いかえられるんですね。言い方が違うだけで同じことなんだ。
そうだね。それでは例文を見てみよう。
She did not eat anything until she was rescued.
救出されてはじめて、彼女は食べた。
(救出されるまで何も食べなかった)
I do not know what to do until you get in touch with me.
ご連絡をいただくまで対応しかねます。
I couldn't have dinner until 9 p.m. because I had a lot of work.
仕事がたくさんあったので9時になるまで夕食を食べられなかった。
You're not allowed to drink until you are 20.
20歳まで飲酒は許されていない。
このように not 〜 until 〜 は「〜まで〜しない」「〜して初めて〜する」という意味になる。
[例文2] の I don't know what to do は「何をしたら良いかわからない」、get in touch with 〜 は少し前に勉強した「連絡を取る」という意味。
[例文4] の allow は「(人が〜するのを) 許す」という意味。これが受動態になっているので「(人が〜するのを) 許される」となるよ。
人が仕事しているときに横で飲むなよ・・・・・・。
[1] Tanaka Corpus