猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「not 〜 until 〜」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「not 〜 until 〜」の意味と使い方を勉強しよう。

until は「〜まで」だったかな。

「〜まで〜しない」「〜して初めて〜する」

not 〜 until 〜 は「〜するまで〜しない」とか「〜して初めて〜する」という意味。

つまりどういうこと?

まず、not は否定文を作るときの not だね。I din't や He couldn't などの not。

たとえば、He didn't know it. なら「彼はそれを知らなかった」となる。

そして、until は「〜まで」という意味の前置詞または接続詞。前置詞の場合は後ろに名詞が置かれ、接続詞なら節が置かれる。

たとえば、He didn't know it until this morning. なら「彼は今朝までそれを知らなかった」となる。これは「彼は今朝になって初めてそれを知った」と言いかえることもできる。

この例文は until が前置詞として使われているね。

until 以降が名詞だから until は前置詞ということですか。

そう。そして until 以降が節になる場合もあるよ。たとえば、He didn't know it until he received the letter. 「彼は手紙を受け取るまでそれを知らなかった」がそのパターンだね。この場合の until は接続詞。

ああ、これも「彼は手紙を受け取って初めてそれを知った」と言いかえられるんですね。言い方が違うだけで同じことなんだ。

そうだね。それでは例文を見てみよう。

 例文
[1]

She did not eat anything until she was rescued.

救出されてはじめて、彼女は食べた。
(救出されるまで何も食べなかった)

[2]

I do not know what to do until you get in touch with me.

ご連絡をいただくまで対応しかねます。

[3]

I couldn't have dinner until 9 p.m. because I had a lot of work.

仕事がたくさんあったので9時になるまで夕食を食べられなかった。

[4]

You're not allowed to drink until you are 20.

20歳まで飲酒は許されていない。

Not until

このように not 〜 until 〜 は「〜まで〜しない」「〜して初めて〜する」という意味になる。

[例文2] の I don't know what to do は「何をしたら良いかわからない」、get in touch with 〜 は少し前に勉強した「連絡を取る」という意味。

[例文4] の allow は「(人が〜するのを) 許す」という意味。これが受動態になっているので「(人が〜するのを) 許される」となるよ。

人が仕事しているときに横で飲むなよ・・・・・・。

例文引用
[1] Tanaka Corpus