猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「on behalf of 〜」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「on behalf of 〜」の意味と使い方を勉強しよう。

これは見たことある気がする。

英検やTOEICにもよく出るし、英語記事でもよく見る表現だからね。

 

 

「〜の代わりに」「〜を代表して」

on behalf of 〜 は「〜の代わりに」とか「〜を代表して」という意味。たとえば他の人の代理で何かをするときや、組織や集団を代表して何かをする場合などに使う。

「友人に代わって」とか「会社を代表して」という感じですか。

そうだね。まずは「〜の代わりに」の例文を見てみよう。

 例文
[1]

I will answer your question on behalf of him.

私が彼の代わりに質問に答えます。

[2]

I thank you on behalf of my brother.

弟に代わってお礼を申し上げます。

[3]

I am sending this email on behalf of Mr. Yamada.

山田さんの代理でメールを送ります。

次は「〜を代表して」の例文。組織を代表して何かをする場合だね。

 例文
[4]

He made a speech on behalf of our company.

彼が会社を代表して演説しました。

[5]

The captain accepted the cup on behalf of the team.

主将がチームを代表して優勝杯をもらった。

The captain accepted the cup on behalf of the team

このように on behalf of 〜 は「〜の代わりに」「〜を代表して」という意味になる。

さらに他の使い方も見てみよう。

「〜のために」

on behalf of 〜 は「〜のために」という意味でも使われるよ。

 例文
[6]

I want to take action on behalf of the refugees.

被災者のために行動を起こしたい。

[7]

She is collecting on behalf of the blind.

彼女は盲人のために募金をしている。

このように on behalf of 〜 は「〜のために」という意味にもなる。

ちなみに、the + [形容詞] で「〜な人々」という名詞になる。たとえば the poor で「貧しい人々」、the young で「若い人々」。

[例文7] の blind は「目の不自由な」という形容詞なので the blind とすることで「目の不自由な人々」となるよ。

特定の個人を指しているわけではないんですね。

例文引用
[4][7] Tanaka Corpus
[5] 新英和中辞典
[6] ウィズダム英和辞典