ブロックチェーンベースの POS 端末が開発されました。同端末ではさまざまな仮想通貨が利用できるようですが、まずは NEM ベースの端末がローンチされました。
販売時点情報管理(はんばいじてんじょうほうかんり)は、物品販売の売上実績を単品単位で集計する経営の実務手法。POSシステム(ピーオーエスシステム、ポス システム、英語: POS system, point of sales system)ともいう。単に「POS」というと、このPOSシステムに必須な個々の機器を指す場合もある。
仮想通貨の英語記事シリーズ、今回はこの記事を読んでいきます。
World’s first NEM based point-of-sale terminal is launched by Pundi X
NEMベースPOS端末ローンチ
Pundi X, the Indonesian based blockchain startup has launched the world’s first blockchain based point-of-sale terminal device called Pundi XPOS. The POS device makes the cryptocurrency to fiat or fiat to cryptocurrency transactions easier for retail store owners.
インドネシアのブロックチェーンスタートアップ Pundi X が、世界初となるブロックチェーンベースの POS 端末「Pundi XPOS」をローンチしました。この POS デバイスにより、小売店のオーナーは、仮想通貨から法定通貨、または法定通貨から仮想通貨へのトランザクションが容易になります。
The transactions can be done by choosing any cryptocurrency together with fiat money (Dollars, Rupiah, Baht, etc). BTC, ETH, XEM, XLM, QTUM, PXS and many other cryptocurrencies are available for transactions. Retailers and consumers can also use a bank card, mobile wallet or Pundi X PASS for easy transactions depending upon the market trend.
トランザクションは、法定通貨 (ドル、ルピア、バーツなど) と合わせて仮想通貨を選択することで行われます。BTC、ETH、XEM、XLM、QTUM、PXS およびその他の多くの仮想通貨がトランザクションで利用可能になります。また、小売店と顧客は、銀行カード、モバイルウォレット、Pundi X PASS を使用することもでき、市場動向に合わせた簡単なトランザクションが行えます。
Pundi X has announced its recent launch of the first NEM based point-of-sale terminal. These XPOS devices will operate solely and exclusively on NEM blockchain. The device is named as NEM XPOS. TXPOS device will be connected to the NEM blockchain through XPlugins. Blockchain developers can now connect to their digital wallets via Pundi X platform API.
Pundi X は、最初の NEM ベース POS 端末を最近ローンチしたと発表しました。この XPOS 端末は、NEM ブロックチェーン上でのみ動作します。同端末は NEM XPOS と呼ばれています。また、XPlugins を通して TXPOS デバイスが NEM ブロックチェーンに接続される予定です。ブロックチェーン開発者は、Pundi X プラットフォーム API 経由でデジタルウォレットに接続可能になります。
20,000 NEM POS devices are planned to produce by Pundi X at present. These devices will be delivered to NEM Foundation and its partners.
現時点で、2 万台の NEM POS デバイスが Pundi X によって製造される予定です。これらのデバイスは、NEM 財団とそのパートナーへ届けられます。
今回は世界初のブロックチェーンベース POS 端末に関する記事でした。
コインチェック騒動によって NEM に悪いイメージがついてしまった感がありますが、今後はいよいよ実社会でさまざまなプロジェクトが動き出しそうです。下落のおかげで安く買えたのはある意味ラッキーだったかもしれません。
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