上位100通貨のうち機能しているプロダクトは36種類のみ、ADAやDASHは含まれず

わずか36種類

最近実施された調査で、時価総額が上位100位に入る仮想通貨のうち、「実際に機能しているプロダクト」はわずか36種類のみと発表されました。この36種類のリストにはBTCやETHは含まれていますが、ADAやDASHは含まれていないようです。

100種類中わずか36種類

最近発表された調査によると、時価総額が上位100位に入る仮想通貨のうち、著者らの言う「機能しているプロダクト」はわずか36種類のみであることがわかりました。

何を持って「機能しているプロダクト」と呼んでいるのかは重要なことです。著者らは「オープンソースで、基本的なブロックチェーンを構築し、ローンチしていることを単に考慮するのはそれほど難しいことではない。私たちは、もう少し厳格な基準を設けたかった」と述べています。

同調査は、2017年に設立されたウェブサイト Invest in Blockchain で実施されました。著者らは、「時価総額が上位100位以内の仮想通貨のうち、何種類の通貨が実際に機能するプロダクトを持ち、本当の価値を提供しているのかを調査した」と主張しています。

著者らによると「機能しているプロダクト」とは以下の通り。
1.一般に公開され利用可能であること。2.メインネットがリリースされており、バージョンが1.0を大きく超えていること。3.企業および個人が、Dapps、スマートコントラクト、デジタル通貨取引の用途で日常的に使用していること。

著者らは以下のように述べています。

「上位100通貨には、メインネットをローンチして、ゆるい定義で "機能しているプロダクト" を持っていると主張できるプロジェクトが多くあります」

「しかし、私たちは、実際に重要な使われ方をしていないプロジェクトはリストに含めていません。つまり、最近ローンチされたメインネットの多くは、私たちの基準を満たさないということです。例えば、メインネットはあるが特筆すべきDappを持たないDappプラットフォームは、私たちの基準では "機能している" とは見なされません」

リストに含まれている仮想通貨は以下の36種類。