ロシア正教会の聖職者らは、市民を「酩酊と密通」から守るために、小型飛行機から聖水を散布しました。ロシアの地元メディアが報じました。
via: Russian priests spray holy water from plane to stop 'alcohol use' and 'fornication'
市民を守るために上空から聖水を散布
ロシアの非公式祝日である9月11日、聖職者らは70リットル（約18ガロン）の聖水を飛行機に運びました。
飛行機が高度200〜300メートルに達すると、聖職者らの祝福が始まりました。彼らは祈祷を行った後、飛行機のドアから聖水を散布しました。
アレクサンダー神父は、この儀式の目的は「アルコール」や「ドラッグ」の使用をやめさせ、「密通を止める」ことだと話しました。
「あらゆる病気がウイルスによるものであり、ウイルスは悪魔です」とアレクサンダー神父は説明しました。「そのため、あらゆる病気は主に霊的な疾患なのです」
ウォッカが大好きなことで知られるロシアにおいて、これは飲酒を控えるよう呼びかける最新の取り組みの1つと言えます。
世界保健機関の統計によると、新しいアルコール依存症対策キャンペーンは、ロシア人のアルコール消費量を2005年の15.8リットル（約4ガロン）から2016年の11.7リットル（約3ガロン）まで削減するのに役だったとのことです。
