リップルが Rippled 1.0.0 の正式リリースを発表しました。
rippled
rippled(リップルド)はP2Pリップルネットワークで動作するサーバーの中核モジュールである。
それぞれのrippledサーバーはリップルネットワークに接続し、暗号通貨取引のリレー動作、ローカルにコピーした分散元帳のメンテナンスなどを実行する。rippledのソースコードはC++で記述されており、オープンソースライセンスとしてGitHubに登録されている。
ユーザー自身のrippledサーバーを実行させることができる。それぞれのrippledサーバーは、分散元帳のコンセンサスプロセスに参加したり、取引の検証を実行することができる。
仮想通貨の英語記事シリーズ、今回はこの記事を読んでいきます。
Ripple officially releases Rippled 1.0.0 for XRP Ledger!
Rippled 1.0.0リリース
Ripple announced the release of version 1.0.0 of Rippled yesterday. Rippled is the name of the peer-to-peer network that the XRP Ledger operates on.
リップルは Rippled のバージョン 1.0.0 のリリースを昨日発表しました。Rippled とはピア・ツー・ピア・ネットワークの名称であり、Rippled 上で XRP Ledger が動作します。
The update improves upon several features implemented in the previous updates. The update will also continue using the semantic versioning feature to organize and track releases in the future.
今回のアップデートでは、前回のアップデートで実装されたいくつかの機能が改善されています。また、今後のリリースの管理と追跡のためにセマンティックバージョニング機能が引き続き使用されます。
The update includes changes to the history sharding protocol, and can now use the shard store to satisfy ledger requests. It also contains changes to the permessage, deflating, and compressing defaults.
同アップデートには履歴シャーディングプロトコルの変更が含まれており、台帳リクエストを満たすためにシャードストアが使用されます。また、デフォルトの permessage-deflate や圧縮の変更も含まれます。
Among other things, this marks a milestone in the development of Ripple’s xRapid product, as a big part of its function occurs on the XRP Ledger. The consensus protocol of the XRP Ledger allows for settling of transactions in about 4-5 seconds, with a transaction throughput of 1500 tps.
この機能の大部分は XRP Ledger 上で使われるため、とりわけこれはリップルの xRapid プロダクト開発における節目になります。XRP Ledger のコンセンサスプロトコルによりトランザクションを約 4〜5 秒に安定することができ、トランザクションのスループットは 1500 tps になります。
今回は Rippled 1.0.0 のリリースに関する記事でした。
リップルは、およそ 6 年間の開発を経て今回のリリースに至ったようです。
リンク:rippled version 1.0.0
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