今回は英語フレーズ「be familiar with 〜」の意味と使い方を勉強しよう。
familiar ・・・・・・聞き慣れない単語ですね。family なら知っているんですが。
「〜をよく知っている」
familiar は「よく知っている」とか「見慣れている」「聞き慣れている」という形容詞。たとえば名詞の直前に置いて、a familiar face で「見慣れた顔」、a familiar voice で「聞き慣れた声」などの意味になる。
そして、be familiar with 〜 とすると「〜をよく知っている」「~に慣れ親しんでいる」という意味になるよ。
ちなみにこのフレーズは、主語には人、with の後には物やことを置く。例文を見てみよう。
I'm familiar with her work.
私は彼女の仕事をよく知っている。
He's familiar with the subject.
彼はよくその問題に通じている。
You have to get familiar with English.
君は英語に慣れなくてはいけない。
このように be familiar with 〜 で、人が「〜をよく知っている」とか「~に慣れ親しんでいる」という意味になる。
上の例文は人が主語になるケースだけど、逆に物やことを主語にする場合は、be familiar to 〜 となる。直訳すると「〜によく知られている」だね。
I'm familiar with her work.
私は彼女の仕事をよく知っている。
↓
Her work is familiar to me.
He's familiar with the subject.
彼はよくその問題に通じている。
↓
The subject is familiar to him.
This song is familiar to me.
私はこの歌をよく知っている。
That book is familiar to all young children.
その本は小さな子供たちがみんな知っている。
このように主語が物・ことだと使い方が変わるので注意。
これは紛らわしいですね。
その本は小さな子供たちがみんな知っている。
なんでちびっ子にまざってはしゃいでるんだ。
[2] 新英和中辞典
[7] Tanaka Corpus
登場キャラクター
シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。
ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。
レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。