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リアル弱虫ペダル現る!農家のおじさん、ママチャリでプロを追い抜く

今回は、プロのトライアスロン選手の 2 人が自転車で山を登っていたら、後ろから農家のおじさんがママチャリで追い抜いていったという内容だよ。

アニメみたいな話だなぁ。

おじさんがアスリートを追い抜く動画が 200 万再生

リアル弱虫ペダル

記事の内容を簡単に要約するとこんな感じ。

プロのトライアスロン選手が自転車で山を登る動画が Facebook で話題になっている。世界記録挑戦中に、地元で農家を営むルイスさんに重い荷物を積んだママチャリで追い抜かれてしまったのだ。

トライアスロン選手、アクセル・カリオンさんとアンドリアス・ファブリシウスさんは、南アメリカを最速で縦断する世界記録に挑戦している。2 人の計画は、コロンビアのカルタヘナを出発してから 58 日以内にアルゼンチンの南端にあるウシュアイアまで自転車で走破するというもの。ルイスさんに出会ったのは 2 日目のことだ。

2 人がアンデス山脈を苦労して登っていると、後ろからママチャリに乗ったジーンズ姿のルイスさんが現れ、軽々と 2 人を追い抜いた。ルイスさんの自転車には重い荷物が積まれていたが、息を切らすこともなくスイスイと丘を登っていった。2 人はルイスさんに追いつこうとしたが、距離を離されるにつれ後退した。

このときの様子をおさめた動画が Facebook に投稿され、これまでに 200 万回再生されている。また、この動画が地元メディアの目にとまり、ルイスさんにはテレビ局から新しい自転車が贈られることが約束されたようだ。

おじさん強すぎぃ。

動画をみると、ファブリシウスさんが一生懸命立ちこぎしているのに、おじさんは普通にスイスイ登っているね。

レース用の自転車ってすごく軽くてシフトチェンジもできるから普通の自転車よりずっと有利なんですけどね。

さて、今回の例文はこれ。

 例文

The European bikers try to catch up to the Colombian man on their fancy race bikes, but fall back as Luis lengthens the distance between them.

ヨーロッパのバイカーたちは、派手なレースバイクでそのコロンビア人に追いつこうとしたが、ルイスさんが距離を引き離すにつれて後ろに下がっていった。

主語は The European bikers 「ヨーロッパのバイカーたち」。これはおじさんに追い抜かれたアクセル・カリオンさんとアンドリアス・ファブリシウスさんのことね。

try to catch up to the Colombian man が「そのコロンビア人に追いつこうとした」。catch up to が「〜に追いつく」という意味。そのコロンビア人というのが 2 人を追い抜いたおじさんことルイスさんね。

on their fancy race bikes が「派手なレースバイクで」。

but fall back が「しかし後ろにさがった」。2 人が追いつこうとしたけど追いつけなかったということ。

as Luis lengthens the distance between them は「ルイスさんが距離を引き離すにつれて」。as は接続詞で「〜につれて」。lengthen は「伸ばす」という意味の動詞だね。

というわけで、「2 人が追いつこうとしたけど、ルイスさんが距離を引き離すにつれて、後ろに下がっていった」となる。

レース用でもない普通の自転車に重い荷物を乗せて、それでもアスリートを追い抜いちゃうんだからとんでもない体力ですね。

うん。ちなみに 2 人の挑戦では毎日 200km 以上を走行する予定らしいよ。おじさんに会ったときはちょっと疲れていたのかもね。

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。