猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「be familiar with 〜」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「be familiar with 〜」の意味と使い方を勉強しよう。

familiar ・・・・・・聞き慣れない単語ですね。family なら知っているんですが。

「〜をよく知っている」

familiar は「よく知っている」とか「見慣れている」「聞き慣れている」という形容詞。たとえば名詞の直前に置いて、a familiar face で「見慣れた顔」、a familiar voice で「聞き慣れた声」などの意味になる。

そして、be familiar with 〜 とすると「〜をよく知っている」「~に慣れ親しんでいる」という意味になるよ。

ちなみにこのフレーズは、主語には人、with の後には物やことを置く。例文を見てみよう。

 例文
[1]

I'm familiar with her work.

私は彼女の仕事をよく知っている。

[2]

He's familiar with the subject.

彼はよくその問題に通じている。

[3]

You have to get familiar with English.

君は英語に慣れなくてはいけない。

このように be familiar with 〜 で、人が「〜をよく知っている」とか「~に慣れ親しんでいる」という意味になる。

上の例文は人が主語になるケースだけど、逆に物やことを主語にする場合は、be familiar to 〜 となる。直訳すると「〜によく知られている」だね。

 例文
[4]

I'm familiar with her work.

私は彼女の仕事をよく知っている。

     ↓

Her work is familiar to me.

[5]

He's familiar with the subject.

彼はよくその問題に通じている。

     ↓

The subject is familiar to him.

[6]

This song is familiar to me.

私はこの歌をよく知っている。

[7]

That book is familiar to all young children.

その本は小さな子供たちがみんな知っている。

このように主語が物・ことだと使い方が変わるので注意。

これは紛らわしいですね。

その本は小さな子供たちがみんな知っている。

That book is familiar to all young children

なんでちびっ子にまざってはしゃいでるんだ。

例文引用
[2] 新英和中辞典
[7] Tanaka Corpus

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。

レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。