さあ、今日こそ勉強会を始め・・・・・・あれ? どうしたの?
なんか、モチベーションが低いというか、やる気が全然でなくって・・・・・・。
いや、勉強しない理由がどんどん出てくるわけではなくて、単純にやる気が出ないんです。
これから勉強すると思うと急にテンションが落ちると言うか・・・・・・。
すぐに気分を変える方法なんてないですよね?
じゃあ今回は簡単にモチベーションをアップする方法を教えよう。
あるんかい。
なりたい自分を想像する
ダイエットや勉強など何にでも言えることだけど、モチベーションアップ、つまり「やる気を出す」ための簡単な方法は「なりたい自分を想像する」こと。
さっき「これから勉強すると思うと急にテンションが落ちる」って言ったでしょ? このように「やりたくないこと」や「つらい自分」を想像するとやる気が出なくて当たり前なの。
そんな風に考えるのではなく、なりたい自分を想像することでやる気が出てくるんだよ。
なりたい自分とは?
たとえば、ダイエットに成功してスリムで異性にモテる自分、好きな洋服を着ている自分、英語をスラスラ話している自分、TOEIC で高得点をとって出世する自分、などなど。
このように、目の前のつらいダイエットや勉強を想像するのではなく、もっと先のなりたい自分を想像する。そうすることで目標のために頑張ろうと思えるようになるよ。
そんなことで気持ちが変わるのかな?
「人による」と言えばそれまでかもしれないけど、そもそもダイエットや英語学習の本来の目標は、「痩せること」や「英語が上達すること」ではないはずでしょ。
どういうこと?
たとえば、痩せることで「モテる」「可愛い服が着られる」「健康になる」とか、英語が上達することで「志望校に合格する」「仕事や海外旅行で役立つ」などの目標があるはず。
そういう本来の目標を再確認することが大事だということ。
たしかに、「勉強しなきゃ」と思っているとそういう長期的な目標を見失いがちですね。
5 分だけやってみる
他に大事なのは、この前にも話したけど「とにかく 5 分だけやってみる」こと。
やる気があろうとなかろうと、ですか。
そう、たとえやる気が起きなくても、とにかく少しだけ着手してみると意外とそのままのめり込むこともあるからね。
自分が好きなこと、たとえばゲームを始めるときのことを考えてみて。「さあこれからゲームするぞ!」といった高いモチベーションがあるわけではなく、なんとなく手を出してそのまま長時間遊び続けるって感じでしょ。
これは、好きなことを始めるときには抵抗感がないから気軽に着手できるってこと。やる気とはあまり関係ないんだよ。
だから、勉強に関してやる気が起きなくてもとにかく少しやってみるのがいいんですか。
そういうことだね。
小さなことに喜びを感じる
モチベーションをアップするもう 1 つ大事なことは「小さなことに喜びを感じる」こと。
小さなことと言うと?
たとえば、この 1 週間で 0.5kg 体重が落ちたとか、単語を少し覚えたとか、リスニング CD が少し聞き取れるようになったとかね。
そういう小さなことを「たいしたことではない」と考えるのではなく、大いに喜んだ方が良い。そうやって、小さな満足を定期的に味わうことで、これからも頑張ろうというモチベーションにつながるの。
単語を覚えてもすぐに忘れるんですが・・・・・・。
覚えたものを忘れるのは普通のことだよ。どんな人でも覚えたことの多くをすぐに忘れてしまう。そして嫌になってやめてしまうの。
でも覚えたことを全て忘れるわけではなく、少しは記憶に残っているよね。忘れてしまったことを悲観するのではなく、覚えていることに注目して大いに喜ぶ。モチベーションを維持するにはそっちの方が大事なんだよ。
そもそも、ダイエットも英語学習も長期戦だからね。ときどき満足感を味わうようにしないと長続きしないよ。
つらくて苦しい面ばかりに目を向けているとやめたくなっちゃいますよね。
いずれの方法も自分の考え方次第ということですか。じゃあ、まずは英語をペラペラ話している自分を想像するところから始めてみよう。
今日も勉強会できなかった・・・・・・。