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猫でもわかる 秘密の英語勉強会

「読むだけで英語が身につく」を目標に、英語フレーズや英語記事の解説など、初級者向けのさまざまなトピックを猫たちと一緒に勉強します。

TOEICで10万円貰えるらしいので短期間でスコアアップする勉強法を簡単に紹介する

株式会社アルクが面白いキャンペーンを実施している。過去 1 年間に TOEIC を受験した人限定ではあるが、今年 9 月 〜 12 月の試験でスコアアップした人に 10,000 円 〜 100,000 円分の Amazon ギフト券をプレゼントするというものだ。どうせ「抽選で○名様!」とでも書いてあるだろうと高をくくっていたが、そんな記述はどこにも見あたらなかった。応募方法などの詳細は公式サイトで確認して頂きたい。

伸長スコアと額面は次の通り。100 点アップで 10,000 円、195 点アップで 100,000 円分の Amazon ギフト券がゲットできる。

伸長スコア 額面
プラス100~110点 10,000円
プラス115~120点 20,000円
プラス125~130点 30,000円
プラス135~140点 40,000円
プラス145~150点 50,000円
プラス155~160点 60,000円
プラス165~170点 70,000円
プラス175~180点 80,000円
プラス185~190点 90,000円
プラス195点以上 100,000円
<例>
2016年12月に受験したTOEIC®テストのスコアが、650点

2017年5月に対象講座「TOEIC® L&R TEST 完全攻略800点コース」をお申し込み

2017年11月のTOEIC®公開テストを受験して、825点を取得

650点から175点アップしたので、Amazonギフト券(Eメールでお届け)80,000円分をゲット!
TOEIC®テスト スコアUP ごほうびキャンペーン

注目すべきは「何点取ったか」ではなく「何点伸びたか」が対象になっていること。なぜなら TOEIC は高得点の人より低得点の人の方が断然スコアアップしやすいからだ。800 点の人が 900 点を超えるには相当の努力が必要になるが、300 〜 500 点の人が 100 点アップするのは意外と簡単だ。ちょっとしたテクニックだけでも数十点は伸びる。

僕が独学で英語の勉強を開始した当初の TOEIC スコアは 380 点だったが、1 〜 2 カ月の勉強で 490 点になり、その後 720 点まで順調に伸びた。さらにその 2 カ月後の試験で 815 点を取ったが、そこから 900 点を越えるまではかなりの時間を要した。

つまり、低得点帯では勉強した分だけ面白いようにグングン伸びるので、昨年の TOEIC で結果が振るわなかった人には美味しいキャンペーンになるだろう。もっと早く実施してほしかったというのが正直な感想だ。

先日の記事で、英語学習は寄り道を楽しもうと書いたばかりだが、舌の根も乾かぬうちに今回は「短期間で TOEIC をスコアアップする勉強法」を紹介したい。本キャンペーンはアルクの教材を使用することが条件になっているのでなるべく勉強法の説明を中心にする。アルク以外の教材も少しだけ紹介するが、あまり参考にしなくても構わない。

英語学習は長く大変なものだが、TOEIC に限れば大事なのは要領である。

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効率化とは「まとめる」こと

TOEIC スコアアップを英語学習の目的にすることは本質的ではないが、今回はキャンペーンで 10 万円ゲットしたい人を対象に、短期間でスコアアップするための勉強法を紹介する。TOEIC はリーディングとリスニングからなる試験なので、ここでは英会話などは考慮しない。

さて、短期間でのスコアアップとなると効率的な勉強法が求められる。「私の推奨する勉強法は効率的ですよ」と主張する人は多いが、何を根拠に「効率的」としているのかは不明だ。

僕の考える効率化とは「まとめる」ことにある。英単語の暗記とリスニング練習を例にとって考えてみよう。単語帳を使って英単語を覚える人は多いだろうが、単語暗記に 1 時間、リスニング練習に 1 時間をそれぞれ費やすと、あわせて 2 時間になる。しかし、単語暗記とリスニング練習を兼ねた勉強をすれば、それらを 1 時間に集約できる。

単語暗記とリスニング

単純な話ではあるが、チリも積もれば山となるのでばかにできない。なるべく複数の勉強をまとめた方が、短期間で得られるものが多くなる。なにも数学と英語を同時に勉強しろと言っているわけではない。どちらも英語だ。

リスニングと単語学習をまとめる

先ほどの例でも紹介した通り、リスニングと単語暗記はまとめて行う方が良い。目で見て単語を暗記しようとするより、耳で文章全体を繰り返し聴くことで、リスニング力と語彙力を同時にアップさせることができるからだ。

具体的には『英単語・熟語ダイアローグ Basic1200』『速読速聴・英単語 Core 1900』などが、リスニングと単語学習を兼ねた教材になる。『ダイアローグ』は会話形式なので TOEIC 試験の パート 3 対策になる。『速読速聴・英単語』は長文がメインなので パート 4 対策に丁度良い。ただし、すでに適切な教材を持っている場合はあえて買い足す必要はない。

テキストを見ずに耳だけで文章が理解できるようになれば、とりあえずその英文には知らない単語がない状態になっている。もちろん一晩もたてば大部分を忘れてしまうが、これは誰でも同じなので悲しむ必要はない。せっかく覚えた単語を半分以上忘れてしまうことも普通にある。しかし、何度も繰り返し練習することで、語彙力とリスニング力が同時にアップするので根気よく続けてほしい。

単語を紙に書いて覚えるのはあまりおすすめしない。書き取りに時間を費やすくらいなら、繰り返し音読する方が短時間で頭にたたき込める。

リーディングとリスニングをまとめる

英文を音読しよう。このとき、ただ目に入る文字を読むだけではいけない。頭の中で英文の意味をイメージしながら読まなければ意味がない。日本語に訳すのではなく、なるべくそのまま理解できるようにしたい。意味を理解しながら、何度も繰り返し読み返すことで読解力がアップする。

CD や MP3 などの音源がある場合は、音声にあわせて発音を真似しながら何度も音読するとリスニング力もアップする。これがリーディングとリスニングをまとめるということだ。

この勉強には、リスニング用の教材全般が使える。もちろん 上述の 2 冊も利用可能。その場合は、単語、リスニング、リーディングの 3 つをまとめることになる。

TOEIC のパート 5 は文法問題だが、これもかならず英文の音読をしよう。パート 5 は出題されるパターンが決まっているので、問題文を何度も音読することで頻出パターンが頭にたたき込まれる。パターン慣れすると、大げさではなく問題によっては「瞬殺」で解答できるようになる。出会って 3 秒で解答だ。

リーディングと単語暗記をまとめる

リーディング学習中、つまり英語長文などを読んでいるときに知らない単語に出会うことが多い。そのような単語は意味だけ調べて終わりにするのではなく、ノートやカードに書き留めておいて、あとでまとめて暗記する。この暗記作業はあまり時間をかける必要はなく、夜寝る前の 30 分程度で良い。その日出会った単語を覚えたらすぐに寝よう。睡眠中に記憶が整理されるので、暗記ものは寝る直前が良い。

この勉強法は、単語集を片っ端から覚えるのではなく、実際に出会った単語だけを覚えるという点が特徴だ。リーディング力を向上させるには英文に対する「慣れ」が必要になる。そのため、単語集とにらめっこしている時間を減らして、長文と向き合う時間を増やしたい。

例えるなら、料理をする前に時間をかけてありとあらゆる道具を揃えるのではなく、今作ろうとしている料理に必要な道具だけを用意する感じだ。他の料理をするときに新しい道具が必要になる場合もあるが、重複するものも多い。色んな料理を作りながら、足りないものを少しずつ足していけば良いのだ。

この方法には不安を感じるかもしれないが、どんなに頑張って単語集を丸暗記しても、試験中には知らない単語に遭遇する。それならば、リーディング学習中に出会った単語だけを覚えようと開き直るのだ。

TOEIC では「全文を正確に訳せ」という問題は出題されないので、たとえ知らない単語が含まれていても全体の文意が読み取れれば問題ない。普段から英文に慣れておけば、ある程度知らない単語が含まれていても、選択問題に答えられる程度には文意が読み取れる。「単語暗記」と「英文慣れ」のどちらに時間を割くべきか考えてみてほしい。勉強期間は限られている。

僕は TOEIC 800 点を超えるまで TOEIC 用の単語集を使ったことはなかった。この方法で十分だからだ (900 点を狙うときに初めて TOEIC 用単語集を購入した)。最初は知らない単語が多くて大変だが、多くの英文を読むほどに何度も同じ単語に出会うので記憶に残りやすくなる。

具体的な方法を軽く説明する。僕はダイソーの名刺サイズカードを購入して、表面に単語と例文、裏面に和訳を書いて使った。TOEIC 800 点を超える頃にはティッシュ箱 2 〜 3 箱分になったと記憶している。小さなカードでは書き込める量が少ないので、このような名刺サイズカードが丁度良い。

200

Card1

Card2

 方法
  1. 作ったカードを20枚ほど手に取り、一番上のカードの単語を見て意味が分かれば例文を音読して机に置く。
  2. 単語を見て意味が分からない場合は、すぐに答えを見るのではなく例文を読んで思い出す。これにより文脈と関連づけて記憶に残る。単語の意味を思い出しても思い出さなくても、裏面を確認してカードの束の一番下に戻す (机に置かない)。

これをすべてのカードがなくなるまで(机に移動するまで)繰り返す。カードがなくなったら、さらに他のカードで束を作って繰り返す。

今ではスマホアプリなどもあるし、全く同じ方法でなくても構わない。一番時間効率が良いと思うツールを使おう。

生活とリスニングをまとめる

勉強だけではない。ウォーキングなどの運動をしている人は、スマホでリスニング練習をしながら運動もできる。家でリラックスした状態で英語を聞くとすぐに眠くなってしまうことが多いが、運動しながらだと簡単には眠くならない。ただし、外で運動する場合はイヤホンで両耳をふさぐと危険なので十分に注意してほしい。

もちろん家事をしながらリスニング練習をすることもできる。家事に費やす時間は、積み重ねるとかなり大きい。このように、リスニングは単語学習やリーディング学習に限らず、日常の色々なこととまとめやすい。さらに突き詰めると、通勤・通学中、入浴中やトイレ中など、耳と頭が暇なときはいつでもリスニング練習ができる。上述の方法でリスニング練習と単語学習をまとめていれば、同時に語彙力もアップする。

このように、わずかな時間も無駄にしないのがここで言う効率的な勉強法である。

おわりに

今回は、短期間で TOEIC スコアアップするための「まとめる英語勉強法」について簡単に説明した。リーディングやリスニングなど、各スキルの詳細な勉強法は長くなるのでまた別の機会にお話ししたい。

アルクのキャンペーンは 2017 年 9 月 〜 12 月の TOEIC 試験が対象となっているので、勉強期間は今から約 4 〜 7ヶ月間ということになる。もちろん早めに勉強を開始するほど有利だ。表を見ればわかるように、10 点ごとに 10,000 円アップするので、挑戦する人は少しでもスコアアップを狙ってほしい。

伸長スコア 額面
プラス100~110点 10,000円
プラス115~120点 20,000円
プラス125~130点 30,000円
プラス135~140点 40,000円
プラス145~150点 50,000円
プラス155~160点 60,000円
プラス165~170点 70,000円
プラス175~180点 80,000円
プラス185~190点 90,000円
プラス195点以上 100,000円

1 問 5 点と仮定すると、2 問多く正解するごとに 10,000 円多くゲットできる。アルクの教材が届くまでのんびり待つ必要はない。まずは手持ちの教材や図書館で借りられる本などで、すぐにでも着手することをおすすめする。まさに「時は金なり」である。