今週はビットコインが7,000ドル以上まで回復し、強気派と弱気派の戦いが拮抗したまま引けそうです。長期的なトレンドラインは強力なサポートラインとして維持されているものの、それだけが次の強気相場が差し迫っている理由ではありません。
via: Three Main Reasons Why Bitcoin is Setting Up For a New Bull Rally
重要なサポートラインを維持
6,500ドルでのショートスクイーズ(踏み上げ)により、5000ドルまでの暴落が防がれました。5000ドル付近には、200週移動平均線と多くのフィボナッチリトレースメント水準があります。
6,500ドルエリアは重要な長期サポートゾーンであり、2018年にビットコインが最も取引された価格帯でした。ピーター・ブラント氏やトゥール・デミスター氏(Adamant Capitalの共同設立者)といった業界アナリストらは、このポイントの重要性を認めました。
Bitcoin's parabolic uptrend which started in January 2015 is still intact. Now nearly touching support again, for the first time since March 2019. #buythedip pic.twitter.com/ohMOPEEjiR
— Tuur Demeester (@TuurDemeester) November 22, 2019
We've now twice tested the support level—what a thriller. pic.twitter.com/KJCerXNHaf
— Tuur Demeester (@TuurDemeester) December 18, 2019
機関投資家の関心が高まっている
ビットコイン先物の取引高は過去最高であり、これは機関投資家の関心が大きく高まっていることを示しています。バックトは昨日、物理的に転送されたビットコイン先物の取引数が6,200を超え、記録を更新しました。
グレースケールでもビットコインの流入が大幅に増加しており、同じことを示しています。今やビットコインは、ビッグプレーヤーたちにチェックされています。フィディリティやTDアメリトレードといった他の機関投資家は、ビットコイン自体がマクロ資産であることから、関心が高まっていることを指摘しています。
半減期のFOMO
ビットコイン価格を再び月に届くほど上昇させるにあたり、半減期ほど適したものはないでしょう。過去に二度の半減期がありましたが、歴史が繰り返さないことを示すものは何もありません。
半減期までわずか146日となり、間もなくFOMOが起こり始め、2020年に入るとさらに進行するでしょう。ブロック報酬とインフレ率が半分になると、ビットコインのストック対フローが倍になります。これは、相対的な希少性と需要という点で、投資家にとって非常に重要です。