ニュージーランドの北東にあるホワイト島で火山が噴火し、1人が死亡、20人以上が行方不明になっています。
噴火の直前には、観光客がホワイト島の火口の内側を歩いている姿が見られました。
ホワイト島はニュージーランドで最も活発な火山の1つですが、それにもかかわらず、多くの日帰り旅行客や遊覧飛行の観光地として利用されています。
午前のツアーを終えたマイケル・シェイド氏の撮影した動画には、火山の噴火と山に積もった灰、吹き上がる煙がおさめられています。
また、数人のグループが島で救助を待っている姿も見られます。
— Michael Schade (@sch) 2019年12月9日
シェイド氏は、噴火のわずか30分前まで火口にいたと話しました。
「その日は活動レベルが高く、それでもいくらか安全に思われたのですが、観光客の人数制限がされようとしていました」
「私たちはちょうど船に乗ったところでした･･････そのとき、誰かに指摘されて噴火を見ました。ただショックでした。船を引き返し、桟橋で待っていた人たちを助けました」
地質危険監視サイトのGeoNetは12月3日、「同火山は通常より噴火活動が起こりやすい時期に入っている可能性がある」と警告しながらも、「現在の活動レベルは訪問者に直接的な危険をもたらすものではない」と説明していました。
via: New Zealand volcano: At least one dead with number expected to rise
