CCNに「ビットコインのクジラ(大口投資家)のようにトレードする方法」という記事が投稿されています。本記事では2つの方法が紹介されており、1つは「ボリンジャーバンドを使った買いシグナルと売りシグナル」、もう1つは「大暴落したときに買え」という内容です。
ここでは、1つ目のボリンジャーバンドを使ったシグナルの見方について紹介します。ちょっと長くなるので今回は原文を引用しませんが、以下のリンクで全文参照できます。
via: Bitcoin Trading Secrets: How to Wheel & Deal Like a Crypto Whale
クジラの買いシグナル・売りシグナル
有価証券のチャートを見ると必ず、ボリンジャーバンドと呼ばれるものが価格に重ねて表示できることに気付くでしょう。
ボリンジャーバンドとは、毎日の終値の上下に記される1標準偏差を表すデータポイントです。
(注:実際にはパラメータのσ値で決まります。σを2に設定すれば2標準偏差になります。以下の画像ではσが2に設定されています)
これらのデータポイントが並ぶと、価格チャートの両側にバンド状の2本のフラフラした線が形成されます。
ボリンジャーバンドは短期の買いシグナルおよび売りシグナルとして機能します。有価証券の価格、この場合はBTCの価格がどちらかのバンドに触れると、すぐに価格が方向を変える可能性が高くなります。
これは必ずしも価格が底や天井になったことを意味している訳ではありませんが、近い将来に底や天井になりやすくなります。
NYSEビットコインインデックスの2年間のチャートにボリンジャーバンドを表示して見てみましょう。
ご覧の通り、このシグナルにはかなりの信頼性があります。
それでは、2018年の終わりに注目してみましょう。
ビットコインが暴落した時、価格は下側のボリンジャーバンドから突き抜けていたことがわかります。BTCが急落したことで、ボリンジャーバンドは仮想通貨市場のクジラに注意を払うよう促していました。
価格がバンド内に戻ると、ボリンジャーバンドは最悪の下落が終わったことと、3800ドル付近が買う時期であることを教えています。
これらのようなインジケーターは吹き流しであって水晶玉ではありません。そのためBTCはさらに500ドル下落したのですが、それでもビットコインのクジラたちは買い続けていたと私は考えています。
さらに私は、5月の大きな高騰が上側のボリンジャーバンドを突き抜け、そしてバンド内に戻ると、ビットコインのクジラたちが売り始めたのだと断言します。
彼らは大金を稼ぎました。