今回は英語フレーズ「stop -ing」の意味と使い方を勉強しよう。
たとえば stop talking とか stop crying のように使うフレーズだね。
このフレーズはさすがに知ってますよ。でも、似たようなフレーズが他にもあったような・・・・・・。
「〜するのをやめる」
stop -ing は「〜するのをやめる」という意味。たとえば「喋るのをやめる」「泣くのをやめる」のように、今行っていることをやめるという意味。
命令形で Stop talking. とすると「喋るのをやめて」、否定形で Don't stop talking. とすると「喋るのをやめるな」となるよ。
たしか、stop to 〜 という表現もありますよね?
そのフレーズは使い方が違うから後にして、まずは stop -ing の例文を見てみよう。
I can't stop crying.
泣くのをやめられない。
Stop talking, please.
喋るのをやめてください。
Don't stop shooting!
カメラを止めるな!
"Stop chasing me."
"I can't stop. It's my job."
"It's okay, Carl. I just thought I'd ask, you know?"
「追わないでくれ」
「やめられない、私の仕事だ」
「わかったよカール、頼んでみただけだ」
このように stop -ing は「〜するのをやめる」という意味になる。今行っていることをやめるという意味で使うフレーズ。
[例文4] は映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の台詞から。逃亡中の犯人と警察との電話でのやり取りだね。
台詞の最後の you know は以前にも勉強したフレーズですね。
「stop -ing」と「stop to 〜」の違い
stop to 〜 は「〜するために立ち止まる」という意味。to の後には動詞の原形を置いて使う。
たとえば They stopped to talk. なら「彼らは喋るために立ち止まった」となるよ。
お喋りをやめたのではなく、お喋りするために立ち止まったのか。
He stopped to see the notice.
彼は掲示を見るために立ち止まった。
I stopped to smoke.
私はタバコを吸うために立ち止まった。
このように stop to 〜 は「〜するために立ち止まる」となる。
stop に続くのが -ing か to + [動詞] かで意味が変わるんですね。
そう、to + [動詞] は未来志向なので、これから何かをするという使い方になる。だから stop to talk は、これからお喋りをするために立ち止まるという意味になるんだね。
一方、-ing は「現在していること」や「すでにしたこと」を表している。だから stop talking は「今喋っているのをやめる」という意味で使われる。
その点においては、以前勉強した remember -ing と remember to 〜 の違いでも同じことが言えるよ。