今回は英語フレーズ「treat A to B」の意味と使い方を勉強しよう。
このフレーズの A には人、B には物が入るよ。
treat って「取り扱う」って意味だっけ?
「AにBをおごる」「AにBをごちそうする」
treat には「取り扱う」という意味もあるけど、今回の treat A to B は「AにBをおごる」とか「AにBをごちそうする」という意味。
たとえば「彼に一杯おごる」とか「友人にランチをごちそうする」のように使うよ。
treat ってそんな意味でも使えるのか。
My boss treated me to a drink.
上司が私に一杯おごってくれた。
I will treat you to lunch tomorrow.
明日昼食をおごるよ。
Let me treat you to dinner tonight.
今夜は夕食をごちそうさせてください。
My father treated me to a movie.
父が映画をおごってくれた。
このように treat A to B は「AにBをおごる」「AにBをごちそうする」という意味になる。
[例文3] の Let me + [動詞の原形] は「私に〜させて」というときによく使う表現だね。
この例文では Let me treat you to 〜 だから「私に〜をごちそうさせて」と言っているんですね。
そうなるね。他にも Let me know. で「教えて」、Let me go. で「放して」、Let me ask you a question. で「質問をさせて」など、Let me 〜 はよく使われるフレーズだね。
「treat oneself to 〜」
treat A to B に関連して、もう一つのフレーズを見てみよう。
treat oneselft to 〜 は「奮発して〜を買う」という意味で、自分で自分に何かを買うというフレーズ。
さっき覚えた「treat A to B」は誰かに何かをおごるという意味だったけど、これは自分自身が対象なんですか。
そういうことだね。例文を見てみよう。
I'll treat myself to a new laptop.
私は奮発して新しいノートPCを買うつもりだ。
He treated himself to a large steak.
彼は奮発して大きなステーキを買った。
これは「treat A to B」の A の代わりに oneself が使われていると考えれば特に難しくないですね。