今回は英語フレーズ「have no choice but to 〜」の意味と使い方を勉強しよう。
長い長い。
たしかにちょっと長いフレーズだけど何度も音読して覚えよう。
「〜せざるをえない」「〜するしかない」
have no choice but to 〜 は「〜せざるをえない」「〜するしかない」という意味。
長いフレーズだから分解して考えると、まず have no choice で「選択肢がない」となる。
「no choice を持っている」で「選択肢がない」ですか。
そう。そして but to 〜 は「〜する以外に」。to の後は動詞の原形だね。
この2つをあわせて「〜する以外に選択肢がない」、つまり「〜せざるをえない」となる。例文を見てみよう。
I have no choice but to do so.
私はそうせざるをえない。
He had no choice but to study English.
彼は英語を勉強するしかなかった。
He had no choice but to give up school because of poverty.
彼は貧乏だったので学校を辞めざるを得なかった。
People have no choice but to lie down when they sleep.
人は寝るときはいやでも横にならなければならない。
このように have no choice but to 〜 で「〜せざるをえない」「〜するしかない」となる。
[例文3] の because of 〜 は「〜のせいで」、poverty は「貧乏」や「貧困」という意味だから、because of poverty は「貧乏のせいで」。
[例文4] の lie down は「横になる」という意味ね。when they sleep は「彼ら (人) が寝るとき」という意味の従属節になるよ。
猫なら丸くなるんですけどね。
[3] Tanaka Corpus
[4] 新和英中辞典