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米連邦裁判所、ハッカーに仮想通貨で75万ドル(約8250万円)の保釈金支払いを命じる

保釈金も仮想通貨決済

米連邦裁判所は、ビデオゲーム会社の内部ネットワークに侵入したハッカーに、保釈金としてビットコインやその他の仮想通貨で75万ドル (約8250万円) を支払うよう命じました。

保釈金も仮想通貨決済!?

米連邦裁判所は、ビデオゲーム会社エレクトロニック・アーツ (EA) の内部ネットワークに侵入したハッカー、マーティン・マルシッヒ氏に、保釈金としてビットコインやその他の仮想通貨で75万ドル (約8250万円) を支払うよう命じました。

イタリア・ウディネ在住でセルビアとイタリアの国籍を持つマルシッヒ氏は、EAのネットワークに侵入し、ユーザがゲーム内アイテムの購入に使用する2万5000件以上のアカウントにアクセスしました。

マルシッヒ氏は、保護されたコンピュータに意図的にハッキングし、不正行為のために情報を取得したことで告訴されています。

ジャックリーヌ・コーリー裁判官は、マルシッヒ氏に75万ドルをビットコインまたはいずれかのアルトコインで支払うよう命じ、社会復帰訓練所に移しました。

ビットコインやアルトコインは極めてボラティリティが大きいという性質があるため、仮想通貨による保釈金はほとんど前例がありません。

米地方検事補のアブラハム・シモンズ氏によると、裁判官は不動産を含む多くの方法で保釈金の支払いを命じる権利を持つため、デジタル通貨による支払いが今回が初めてかどうかはまだ不明とのことです。

「裁判官は何でも命じることができる。今回の目的は、被告人が後で出廷命令に応じるようにすることです」

via: U.S. Federal Court Accepts Cryptocurrency for Bail of Hacker

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