ビットコインの価格が下げ止まり、4時間足チャートだけでなく日足チャートでも強気ダイバージェンスが現れているようです。
via: Breakdown Over? Bitcoin Indicators Suggest Price Outlook Is Improving
日足チャートに強気シグナル、月足チャートは?
CoinMarketCapによると、ビットコインの価格は24時間で5.16%上昇し、記事執筆時点では6,375ドルで取引されています。
日足チャート
日足チャートを見ると、トレンドの勢いを判断するために使われるRSI (相対力指数) は強気ダイバージェンスを形成しています (8月8〜14日)。つまり価格は下落しているのに対してRSIは上昇しており、現在の弱気相場からの転換を示唆しています。
これは6月23日以来初めてとなるRSIのポジティブな動きです。最後にダイバージェンスが下降トレンドからの回復を予言したのは7月、このときのビットコインは40%高騰しました。
さらに、トレンドを判断するために使われるMACDも、ヒストグラムが上昇して強気のシグナルを発しています。
月足チャート
月間の安値は年間の安値5,755ドルよりわずかに高く、これは取引高が5月中旬から明らかに減少していることもあわせ、価格を下げようとする勢いが弱まっていることを表しています。
また、月間のRSIが2015年10月以降の最低値になっていることも注目に値します。これは、買いが殺到して1月1日以降の下降トレンドを逆転させる可能性があるレベルです。
ただし最近の月間安値を下抜けた場合は、年間の安値5,755ドルまで下落する可能性があります。