猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「be about to 〜」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「be about to 〜」の意味と使い方を勉強しよう。

 

 

「まさに〜しようとしている」

be about to 〜 は「まさに〜しようとしている」とか「〜するところだ」という意味。to の 後には動詞の原形を置いて、be about to + [動詞の原形] というふうに使うよ。

「〜している」とは何が違うんですか?

「〜している」はすでに何かをしているってことでしょ。be about to 〜 は何かをする直前だから、今しているわけでも遠い未来にしようとしているわけでもなく、今まさにしようとしているということだよ。

 例文
[1]

The bus is about to leave.

バスが出るところだ。

[2]

His smartphone is about to break.

彼のスマホが壊れそうだ。

[3]

I am about to go to bed.

これから寝るところだ。

[4]

He is about to run.

彼は走ろうとしている。

このように、「まさに〜しようとしている」という意味になる。また、過去形にすると「まさに〜しようとしていた」となるよ。

 例文
[5]

The meeting was just about to end when he arrived.

彼が着いた時、その会議はまさに終了しようとしていた。

[6]

I was about to go out when he called on me.

出かけようとしているときに彼が訪ねてきた。

[例文5] のように just を付けて just about to 〜 と言うと、何かをする「直前」というニュアンスがより強くなるよ。

彼は走ろうとしている。

He is about to

アメリカのアニメかよ。

be about to 〜 と be going to 〜 の違い

be going to 〜 もこれから何かすることを表していますよね。be about to 〜 とはどう違うんですか?

be going to 〜 は未来の予定や計画を表して「〜するつもりだ」という意味になるよね。この予定は明日の場合もあれば来週の場合もあるので、たとえば I'm going to visit Tokyo tomorrow. 「明日東京に行く予定だ」のように言える。それに対して be about to 〜 はまさに今しようとしているところだから、明日や来週を表す tomorrow とか next week とあわせて使うことはできないよ。

また be going to 〜 は、tomorrow を付けずに I'm going to visit Tokyo. 「東京に行く予定だ」とも言えるけど、この場合はいつ行くのかが明確になっていない。今すぐ行くとは限らないんだよ。

そっか、be about to 〜 の方がより差し迫った感じなんですね。

例文引用
[6] 新英和中辞典

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。

レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。