今回は前置詞 across について勉強しよう。
辞書を引くと across は「〜を横切って」とありますね。
うん。それが今回の基本イメージだね。
across の基本イメージ:〜を横切って
across の基本イメージは「〜を横切って」。川や道路を横切って向こう側に渡るようなイメージだよ。
横切るイメージの across。
そんな感じだね。
じゃあ、長いフェンスや壁を乗り越えて向こう側に渡るときも across でいいんですか?
いや、その場合はフェンスの上を越えていくイメージだから over だね。横切るイメージとはちょっと違うでしょ。
あ、そうか。
〜を横切って
He walked across the street.
彼は道路を歩いて渡った。
He swam across the river.
彼は川を泳いで渡った。
道路や川を横切って渡ったという感じだね。
基本イメージ通りですね。
〜の向こう側に
There is a bookstore just across the street.
道路の向こう側に本屋がある。
gaze across the table
テーブル越しに (向こうの方を) じっと見る
視線が道路を渡って向こう側を見てるでしょ。こういう道路と視線の交差も across のイメージなんだよ。
視線が道路を横切っているのか。
こう。
〜の至る所で
I rode my motorbike across the country.
バイクで全国の至る所を走った。
A big smile spread across his face.
彼の顔に満面の笑みが広がった。
あるものを横切るイメージから端から端までのイメージが派生して、「〜の至る所で」という使われ方もするよ。
その他のフレーズ
他にもこんなフレーズがあるよ。
come across 「〜に偶然出会う」「偶然見つける」
run across 「〜に偶然出会う」
get across 「(人に)理解される」
cut across 「〜に広がる」
across the board 「全面的に」
[4][6] ウィズダム英和辞典
登場キャラクター
シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。
ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。
レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。