猫でもわかる 秘密の英語勉強会

前置詞のイメージ「下に under」

今回は前置詞 under について勉強しよう。

under を辞書で引くと「〜の下に」とありますね。あれに似てるなぁ。

そうだね。それでは今回の基本イメージを見てみよう。

under の基本イメージ:何かの下

under の基本イメージは「何かの下」。何かの下にあるイメージや覆われているイメージだよ。

前回の below とは違うんですか?

below は above の反対で、対象から離れた下のほうって感じ。under はすぐ下にある場合や何かに覆われている場合も含まれているの。前置詞 over の反対だね。

たとえば、under the bridge なら「橋の下」という意味だけど、below the bridge なら「橋の下流」という意味になるよ。

below のほうがずっと離れている感じですね。

何かの下のイメージ。

Under

〜の下に

 例文
[1]

The cat is sleeping under the blanket.

猫が毛布の下で寝ている。

[2]

Let's sit under that tree.

あの木の下に座ろう。

[3]

There was a watch under my bed.

ベッドの下に腕時計があった。

[4]

go under a bridge

橋をくぐる

何かの下という基本イメージ通りでしょ。

そうですね。

〜に満たない

 例文
[5]

They are under 30.

彼らは30歳未満だ。

「〜に満たない」「〜未満」という意味でも使われるよ。

これも何かの下というイメージからくるんですね。

支配下、影響を受けている

 例文
[6]

The problem is now under control.

その問題は解決に向かっている。

[7]

She works under him.

彼女は彼の部下だ。

基本イメージから派生して支配下や影響を受けているというイメージにもなるよ。

自分より上のものに支配されている感じなんですね。

支配下。

Under the control

おー、分かりやすい。

なんなのこれ・・・・・・。

最中

 例文
[8]

under construction

作成中

[9]

under repair

修理中

「作成中」「修理中」のように、何かをしている最中という意味にもなるよ。

これは影響を受けているイメージからきているんですね。

その他のフレーズ

他にもこんなフレーズがあるよ。

under age 「未成年で」

under discussion 「協議中で」

under the name of 「〜という名で」「〜の名義で」

under consideration 「検討中で」

be under attack 「攻撃を受ける」

under way 「進行中」

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。

レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。