テキサス州にある教会「ウェスト・フリーウェイ・チャーチ」で、礼拝中に男性が散弾銃を発砲し、2人が死亡しました。その後、男性は周囲の礼拝者に射殺されたと警察が発表しています。
ライブ配信中に発砲事件
当局は記者会見で、ウェスト・フリーウェイ・チャーチ・オブ・クライストのボランティアセキュリティチームの一員として男性に発砲した2人の礼拝者を称賛しました。
「このチームは迅速に対応し、銃撃は6秒以内に終わりました。治安部隊のボランティアである2人の教区民は、武器を取り出し即座に殺人犯を排除しました。この活躍により多くの命が救われました」と、州副知事のダン・パトリック氏は述べ、テキサス州の銃規制法を称えました。
牧師のブリット・ファーマー氏は、「私たちは今日、2人の偉大な人を失いました。しかし、さらに悪い結果になっていたかもしれません」と語りました。
銃撃のあった日曜日の朝、教会の礼拝はライブ配信されていました。ライブ配信の動画には、大きなコートを着てフードを被った人物が、部屋の後ろで立ち上がり他の男性に近寄っている姿が映っています。
男性は近くの人に何かを話しかけて教会の後ろを指さし、その数秒後に散弾銃のようなものを2発発砲します。
1発は教会の後ろに立っていた男性に当たり、もう1発は被害者が話していた男性に当たりました。
2発目の発砲の後、男性は現場から逃げようとしたものの、武装した礼拝者に射殺されました。