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ベビーブーム世代はミレニアル世代より自己愛が強いことが研究で判明

Narcissist narushisuto

12月10日に発行された「Psychology and Aging」に掲載された研究によると、人は年齢とともに感受性が低下する傾向があるが、全体的にベビーブーム世代(1946年〜1964年生まれ)はミレニアル世代(1981〜1996年生まれ)よりも自己愛が強く感受性が高いとのことです。

高齢の世代ほど自己愛が強い傾向

研究者らは、13歳〜77歳の人を対象に、仕事や私生活に関するインタビューを行いました。

「私たちの文化では、各世代がますます自己愛的になりつつあるという話がありますが、各世代に渡って、あるいは年齢とともにどのように変化するかはまだ調査されたことがありません」と、筆頭著者で心理学准教授のウィリアム・ショピック氏は話しました。

ショピック氏の研究チームは被験者のインタビューを分析し、1〜5のスケールでランク付けしました。最も自己愛的な特徴である防御性、権威性、頑固さは5にランク付けされました。一般的に、自己愛的な特徴、たとえば自己中心的であること、批判に敏感であること、他人に自分の意見を押しつけることなどは、時間や年齢とともに減少します。

しかし、各世代を比較すると、年齢の高い世代ほど全体的に敏感な傾向が見られました。

この研究によると、ベビーブーム世代、つまり20世紀初頭に生まれた世代は、過敏性が高く、放漫で頑固、そして他人に自分の意見を押しつける傾向が高いことが示されました。

自己愛的な性格は、最初の仕事や最初の人間関係のような人生の節目を迎えた後に衰える傾向があります。過敏性は40歳をすぎると急激に低下しました。

「自己愛の1つは批判を受け入れないことです」とショピック氏は述べました。「何かが起こり、意見を受け入れたり、誰かと別れたり、悲劇的な経験をしたりする場合、自分は以前考えていたほど素晴らしい人間ではないと理解する必要があるかもしれません」

via: Narcissism study finds boomers are more 'hypersensitive' than millennials