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グレタ・トゥーンベリさん、「リーダーを壁に立たせるべき」発言を謝罪、英語とスウェーデン語では異なる意味に

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10代の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、トリノで行ったスピーチで「世界のリーダーたちを壁に立たせるべき」と発言したことを謝罪しました。

英語とスウェーデン語の違い

このフレーズは、英語では銃殺刑を連想する表現になりますが、グレタさんは母国語のスウェーデン語では別の意味になると説明しました。

「これは第二言語で即興でスピーチをする際に起こるものです」と、グレタさんはTwitterで述べました。

グレタさんは、スペインの首都マドリードで開催された第25回気候変動枠組条約締約国会議(COP25)に出席した後、トリノでスピーチを行い、「世界のリーダーたちは今も自らの責任から逃れようとしていますが、私たちはそれができないようにしなければなりません」と話しました。

「私たちは必ず彼らを壁に立たせ、彼らは私たちの未来を守るために自分の仕事をしなければなりません」

このフレーズ(通常は銃殺刑を意味する)に懸念を抱いたグレタさんは、その後Twitterで説明しました。

「私は昨日、リーダーたちに責任を取らせなければならないと言いましたが、残念ながら『壁に立たせる』と発言しました」と、グレタさんは記しています。

「それはスウェーデン語のフレーズです。'att ställa någon mot väggen'(壁に立たせる)とは、誰かに責任を取らせることを意味します」

「もちろん、もしこれを誤解した方がいたら謝罪します。学校ストライキ運動全体と同様に、いかなる形の脅威にも反対しているという事実をいくら伝えても足りません。言うまでもないことですが、とにかく言います」

私は昨日、リーダーたちに責任を取らせなければならないと言いましたが、残念ながら「壁に立たせる」と発言しました。それはスウェーデン語のフレーズです。'att ställa någon mot väggen'(壁に立たせる)とは、誰かに責任を取らせることを意味します。
これは第二言語で即興でスピーチをする際に起こるものです。もちろん、もしこれを誤解した方がいたら謝罪します。学校ストライキ運動全体と同様に、いかなる形の脅威にも反対しているという事実をいくら伝えても足りません。言うまでもないことですが、とにかく言います

via: Greta Thunberg apologises for 'put leaders against the wall' comment